「肩が痛いから、肩を施術してもらおう」
整体を探している方なら、このように考えるのは自然なことだと思います。
もちろん、痛みが出ている場所を確認することは大切です。
しかし、痛みが出ている場所と、その症状に影響を与えている場所が同じとは限りません。
だからこそ私は、施術と同じくらい「評価」を大切にしています。
痛い場所だけを見ていると、身体の変化を見逃してしまう
例えば肩が痛い場合、肩関節の動きや周囲の筋肉を確認します。
それでも症状が改善しない場合は、そこで「肩が悪い」と決めつけるのではなく、別の場所にも目を向けます。
首の動きはどうなのか。
背中はどう動いているのか。
股関節や足の使い方に問題はないのか。
身体の重心はどうなっているのか。
このように視野を広げていくことで、局所だけを見ていたときには分からなかった身体の使い方が見えてくることがあります。
実際にあった「肩と肘」の症例
以前、両側の肩と肘に痛みが出ていた患者さんがいました。
その後、症状は少しずつ変化し、現在は右肩と左肘に痛みが残っていました。
左右で違う場所に症状が出ているため、単純に「肩や肘を使いすぎた」と考えるだけでは説明が難しい状態です。
そこで、まず首の状態から確認しました。
首には何らかの影響がありそうな所見があったため、そこから評価を進めていきました。
しかし、経過を追う中で首の状態が改善してくると、今度は局所を触っても明らかなトラブルが見つからない。
そこで、さらに視野を広げて身体全体を評価し、腹部へのアプローチも試してみることにしました。
このように、最初の評価だけで施術の答えを決めるわけではありません。
身体の変化を確認しながら、次にどこを見るべきなのかを判断していきます。
「検査」は施術のために行っています
整体では、施術前に検査をして終わり、というイメージを持っている方もいるかもしれません。
私にとって検査は、それだけのものではありません。
検査によって、
「ここは動いている」
「ここは動きが悪い」
「この動作で負担が集中している」
という情報を集め、その結果をもとに施術する場所や方法を決めています。
さらに施術後にもう一度確認することで、
「今の施術で身体がどう変化したのか」
を確認します。
つまり私にとっては、検査も施術の一部です。
なぜ身体全体を評価するのか
身体は、それぞれの部位が独立して動いているわけではありません。
足の使い方が変われば、股関節の動きも変わります。
股関節の動きが変われば、骨盤や背中の動きにも影響します。
そして、その結果として肩や肘など、離れた場所に負担が現れることもあります。
だから私は、症状が出ている場所だけを見るのではなく、
「その場所に、身体のどこから影響が来ているのか」
という視点を大切にしています。
毎回同じ施術をしない理由
身体の状態は毎日同じではありません。
仕事量が増えた。
睡眠が少なかった。
運動量が変わった。
痛みが改善した。
こうした変化によって、身体の使い方も変わります。
そのため、前回は肩を中心に施術したとしても、今回は股関節や足部を調整することがあります。
これは施術内容が毎回変わっているのではなく、身体の状態を毎回評価しているからこそ、必要な施術が変わっているということです。
八王子で整体をお探しの方へ
「痛い場所を揉んでもらえばいい」
という考え方だけでは、なかなか改善しない症状もあります。
大切なのは、今どこが痛いのかだけではなく、
なぜそこに負担がかかっているのか。
そして、
身体全体の状態が、その症状にどのような影響を与えているのか。
そこまで確認することだと考えています。
骨盤王国 八王子院では、症状のある場所だけにとらわれず、足部・股関節・骨盤・背骨など身体全体を評価し、その日の状態に合わせて施術を行っています。
「何度か施術を受けているけれど、なかなか改善しない」
「痛い場所だけを施術することに疑問を感じている」
そんな方は、一度身体全体の状態を確認してみてください。

