あくびのたびに顎がバキッと鳴る?放置すると危険な理由

あくびのたびに顎がバキッと鳴る?放置すると危険な理由

「大きくあくびをしたら、顎がバキッと鳴る…」そんな経験はありませんか?最初は気にしていなくても、頻繁に鳴るようになると「放っておいていいの?」と不安になりますよね。

実は、顎の音は体からのサイン。そのままにしておくと、痛みが出たり、口が開きにくくなったりすることもあります。

当院では、顎の違和感や鳴る音の原因をしっかりチェックし、整体で根本から改善するサポートを行っています。顎の不調を感じたら、お気軽にご相談ください!

あくびのたびに顎が鳴るのはなぜ?原因を解説!

顎が「あくびをするたびにバキッと鳴る」というのは、実はよくあるお悩みです。とはいえ、毎回鳴ると「何かの病気?」「そのうち痛くなる?」と心配になりますよね。

ここでは、顎が鳴る原因について分かりやすくご紹介します!

① 顎の位置がズレて関節円板が押し出される

本来、顎の関節(顎関節)はスムーズに動くように設計されていますが、顎の位置がズレる(偏位)と、関節のクッションである「関節円板」が前に押し出されてしまいます

その結果、あくびをしたときに関節円板がズレたり戻ったりして「バキッ」と音が鳴ることがあります。

こんな人は要注意!

  • 片側の歯ばかりで噛むクセがある
  • 頬杖をつくことが多い
  • いつも同じ方向を向いて寝ている
  • 歯ぎしりや食いしばりのクセがある

こうした日常の習慣が、知らず知らずのうちに顎の位置をズラしてしまう原因になります。

② 骨どうしが直接ぶつかっている

通常、口の開閉時には下顎窩(かがくか)と下顎頭(かがくとう)という骨の間に関節円板があり、クッションの役割を果たしています

しかし、何らかの理由で関節円板が正しい位置にないと、骨どうしが直接ぶつかり合ってしまい、「バキッ」と音が鳴ることがあります。

こんな症状がある人は要注意!

  • 口を開けるときにカクカクする感覚がある
  • 開口時に引っかかる感じがする
  • 顎がだるい・疲れやすい

この状態が続くと、やがて顎関節に負担がかかり、痛みや口の開きづらさが出てくることも…。

自宅でできる!顎の「バキッ」を防ぐセルフケア

「整体に行く時間がないけど、何か自分でできることはないの?」という方のために、顎の負担を減らし、スムーズな動きを取り戻すためのセルフケアをご紹介します!

日常生活のちょっとした工夫で、顎のトラブルを予防できるので、ぜひ試してみてくださいね。

① 噛み合わせの調整やマウスピース療法を活用する

噛み合わせが悪いと、顎の関節に余計な負担がかかり、関節円板のズレや骨のぶつかりを引き起こす原因になります。

歯医者さんで噛み合わせをチェックしてもらったり、就寝時に歯ぎしりを防ぐマウスピースを使うのもおすすめです!

こんな方におすすめ!

  • 朝起きたときに顎がこわばっている
  • 歯ぎしりや食いしばりのクセがある

② 顎に優しい食事を心がける

硬いものを無理に噛むと、顎の関節や筋肉に負担がかかり、さらに「バキッ」という症状を悪化させることも。

そんなときは、なるべく柔らかいものを食べるようにしましょう!

おすすめの食事

  • おかゆ・雑炊(噛まずに飲み込める)
  • やわらかいそば・うどん(スルッと食べられる)
  • パスタ(モチモチ食感で顎に負担が少ない)

ただし、「顎を使わない期間が長すぎる」と逆に筋力が落ちるので、痛みが軽くなったら少しずつ普通の食事に戻していくのがポイントです!

③ 顔の筋肉をほぐして柔らかくする

顎の周りの筋肉が緊張していると、関節の動きが悪くなり、余計に「バキッ」と鳴りやすくなります。

そこで、簡単なマッサージやストレッチで、顔の筋肉をリラックスさせてあげましょう!

簡単セルフマッサージ

  1. こめかみを指で優しくクルクルほぐす
  2. 頬の筋肉を軽くつまんでゆるめる
  3. 耳の前(顎関節のあたり)を指で押さえ、円を描くようにマッサージ

お風呂に入っているときや、寝る前のリラックスタイムにやるのがオススメです♪

④ 大きなあくび&長時間の歯科治療を避ける

顎の関節に負担をかける 「大きすぎる口の開閉」 は、症状を悪化させる原因に。

特に、あくびをするときは手で顎を軽く支えながら開けると負担を軽減できます!

また、歯医者さんで長時間口を開けっぱなしにするのも、顎にとっては結構キツイ…。

治療中に顎が疲れやすい人は、事前に歯科医に相談してこまめに休憩を入れてもらうのが◎です。

⑤ 仰向け寝&低めの枕を使う

寝るときの姿勢も、顎の負担に影響します。

横向きやうつ伏せで寝ると、顎が圧迫され、歪みの原因になることも…!

おすすめの寝方

  • 仰向け寝を意識する(顎が自然な位置に保たれる)
  • 枕は低めを選ぶ(高すぎると首が詰まり、顎に負担がかかる)

寝ている間の姿勢を整えることで、顎関節への負担を減らし、よりスムーズな動きを目指せます!


「顎がバキッと鳴るのが気になる…」という方は、まずは日常生活の中でできるセルフケアから試してみてくださいね!

マウスピースでも改善しない?それ、身体の歪みが原因かも!

「歯医者でマウスピースを作ったのに、顎のバキッという音が治らない…」

そんな方は、顎だけでなく、身体全体の歪みが関係しているかもしれません。

実は、顎関節は 首・肩・背骨・骨盤と深くつながっている ため、身体のバランスが崩れると、顎の位置もズレやすくなります

こんな症状、ありませんか?

  • 猫背や巻き肩が気になる
  • 首や肩がこりやすい
  • 足を組むクセがある
  • 片側ばかりで噛んでいる

身体の歪みがあると、顎の関節に余計な負担がかかり、関節円板のズレや骨の衝突を引き起こすことも…。

「マウスピースを使っても改善しない」「根本的に治したい!」という方は、整体で身体全体のバランスを整えることが大切です

当院では、顎だけでなく、全身の歪みをチェックし、バキッと鳴る原因を根本から改善する施術を行っています。

顎の違和感を感じたら、ぜひ一度ご相談ください!あなたに合った最適なケアで、快適な生活をサポートします♪