顎関節の亜脱臼を放置すると全身が歪む?肩こり・腰痛・自律神経の乱れにも関係!

顎関節の亜脱臼を放置すると全身が歪む?肩こり・腰痛・自律神経の乱れにも関係!
「口を開けるとカクッと音がする」「噛み合わせがズレている気がする」「最近、肩こりや頭痛がひどくなった」――このようなお悩みはありませんか?

実は、その症状の原因、顎関節の亜脱臼かもしれません。顎のズレを放置すると、全身のバランスが崩れ、肩こり・腰痛・自律神経の乱れまで引き起こすことがあるのです。

当院には、顎関節の不調による全身の歪みでお悩みの方が多く来院されます。「どこへ行ってもよくならなかった」「マッサージでは改善しなかった」という方も、整体で根本から整えることで、驚くほどスッキリしたと実感されています。

顎のズレが引き起こす体の不調を知り、早めに対処することが大切です。この記事では、顎関節の亜脱臼が全身に及ぼす影響と、整体での改善方法について詳しく解説します!

目次

そもそも「亜脱臼」ってなに?分かりやすく解説!

「亜脱臼(あだっきゅう)」という言葉、あまり聞き慣れないかもしれませんね。でも、実は意外と身近なものなんです。

たとえば、**ドアの蝶番(ちょうつがい)**を想像してみてください。新品のドアはスムーズに開閉できますが、ネジが緩んでしまうと、少しズレた状態でガタガタ動いたり、開閉がスムーズにできなくなったりしますよね?

顎関節の亜脱臼も、それと同じような状態です。

顎の関節が完全に外れてしまう「脱臼」とは違い、半分ズレたような状態で引っかかったり、不安定になってしまうのが「亜脱臼」です。

この状態になると…

口を開けるとカクッと音がする

アゴがスムーズに動かない

噛み合わせが変わった気がする

食べるときに違和感がある

といった症状が出てきます。

そして、この小さなズレを放置すると、体全体のバランスが崩れ、肩こり・腰痛・頭痛などの不調につながることもあるのです。

「ちょっと噛みづらいけど、まあいいか」と思っているうちに、どんどん悪化してしまうこともあるので、早めにケアすることが大切ですよ!

どうして顎関節の亜脱臼になるの?主な原因をチェック!

顎関節の亜脱臼は、ある日突然なるものではなく、日常生活のクセや体の使い方が少しずつ積み重なって起こることが多いです。

ここでは、顎関節のズレを引き起こす主な原因をご紹介します!

① 片側だけで噛むクセがある

「気づいたら、いつも右側ばかりで噛んでる…」なんてこと、ありませんか?

片側だけで噛むクセが続くと、顎のバランスが崩れてしまい、ズレの原因になります。

② 頬杖やうつ伏せ寝が多い

テレビを見ながら頬杖をついたり、うつ伏せで寝るクセがあると、片方の顎にだけ負担がかかり、ズレやすくなります

とくに長時間同じ姿勢を続けると、気づかないうちに顎が歪んでしまうことも…。

③ スマホやPCを長時間使う

スマホやPCを使うとき、前かがみになっていませんか?

姿勢が悪くなると、首や肩に負担がかかり、その影響が顎関節にも伝わってしまうのです。

特に、ストレートネックの人は要注意!

④ 歯ぎしり・食いしばりのクセ

寝ている間の歯ぎしりや、無意識のうちにグッと歯を食いしばるクセがあると、顎の関節に大きな負担がかかります。

「朝起きたらアゴが疲れている」「エラが張ってきた気がする」なんて方は、顎関節にダメージが蓄積しているかも…。

⑤ 過去のケガや事故の影響

「昔、転んでアゴを打った」「交通事故でムチウチになった」など、過去のケガが原因で顎関節がズレることもあります。

一見関係なさそうな膝や腰のケガが、時間が経ってから顎の歪みにつながることもあるんです。

⑥ ストレスや緊張

意外かもしれませんが、ストレスや緊張も顎関節に影響します。

ストレスがたまると、無意識のうちに歯を食いしばったり、噛みしめたりしてしまうことがあり、それが原因で顎のズレが起こるのです。


このように、顎関節の亜脱臼は日々のちょっとしたクセや生活習慣が原因で起こることが多いです。

「これ、私もやってるかも…!」と思ったら、できるだけ早めにケアをして、顎のズレを防ぎましょう!

どうして顎関節の亜脱臼が起こるの?メカニズムを解説!

顎関節の亜脱臼は、ただ「顎がズレる」だけでなく、関節や筋肉、神経が複雑に関係しながら起こるものです。

ここでは、顎関節の亜脱臼がどのように発生するのか、そのメカニズムを分かりやすく説明します!

① 顎関節は「関節円板(かんせつえんばん)」がクッションになっている

顎の関節には、「関節円板」と呼ばれるクッションの役割をする軟骨があり、これがスムーズな動きをサポートしています。

しかし、 噛み合わせのズレや歯ぎしりなどが原因で関節円板がズレると、顎の動きがスムーズにいかなくなります。

② 筋肉のバランスが崩れてズレが発生する

顎の動きには、咀嚼筋(そしゃくきん)という筋肉が関わっています。

この筋肉のバランスが崩れると、関節に余計な力がかかり、少しずつズレていくのです。

例えば、

✅ 片側だけで噛むと、片方の筋肉だけが発達してアンバランスに

✅ ストレスで食いしばると、筋肉が硬くなり顎関節に負担がかかる

✅ 首や肩が凝ると、顎の筋肉まで引っ張られてズレが生じる

このように、筋肉の使い方のクセが、顎関節のズレにつながるのです。

③ 顎関節がズレると、神経が圧迫される

顎関節の周りには、三叉神経(さんさしんけい)という大きな神経があります。

顎がズレるとこの神経が圧迫され、痛み・しびれ・頭痛・めまいなどの症状が出ることも…。

さらに、自律神経とも関係しているため、顎関節の不調が続くと、

✅ イライラしやすくなる

✅ 寝つきが悪くなる

✅ 集中力が低下する

といった、体全体の不調につながることもあります。

④ 顎関節のズレが全身の歪みに影響する

顎関節のズレは、首→肩→背骨→骨盤と、全身のバランスに影響を与えます。

特に、過去に膝や腰をケガしたことがある人は要注意!

膝や腰がズレると、それを補おうとして姿勢が歪み、結果的に顎関節にも影響が出るのです。

膝をケガすると、かばうために体重のかけ方が変わる

骨盤が傾くと、背骨が歪み、首の位置もズレる

首がズレると、顎関節にも負担がかかる

このように、顎のズレは「顎だけの問題」ではなく、全身の歪みと密接につながっているんですね!


顎関節のズレを放置するとどうなる?

顎関節の亜脱臼を放置すると、肩こり・腰痛・頭痛・自律神経の乱れなど、さまざまな不調を引き起こします。

「ちょっと違和感があるだけだから…」と放っておくと、いつの間にか全身のバランスが崩れてしまうことも

「もしかして顎関節がズレてるかも?」と思ったら、早めにケアすることが大切です。

整体でしっかりと整えて、健康な体を取り戻しましょう!

顎関節の亜脱臼には種類がある!あなたの症状はどれ?

実は、顎関節の亜脱臼にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や原因が異なります。

ここでは、代表的な亜脱臼の種類と、その正式名称の由来を分かりやすく解説していきます!

① 前方(ぜんぽう)亜脱臼 – 一番よくあるタイプ

顎関節の亜脱臼の中で最も多いのが「前方亜脱臼」です。

これは、口を大きく開けたときに顎の関節が前にズレてしまい、元に戻りにくくなる状態です。

💡 正式名称の由来

「前方(ぜんぽう)」とは前の方向に動くという意味。

顎関節が通常の位置よりも前に滑り出てしまうことから、この名前がついています。

✅ あくびをしたときに「ガクッ」と外れそうになる

✅ 大きく口を開けるとカクカク音がする

✅ 顎が引っかかる感じがある

このような症状がある人は、前方亜脱臼の可能性が高いです!

② 後方(こうほう)亜脱臼 – 交通事故や強い衝撃で起こりやすい

これは、顎の関節が後ろにズレてしまうタイプの亜脱臼です。

比較的珍しいですが、強い衝撃を受けたときに起こりやすいのが特徴です。

💡 正式名称の由来

「後方(こうほう)」とは後ろにずれることを意味します。

顎関節が本来の位置よりも後ろにズレてしまうため、こう呼ばれます。

✅ 交通事故や転倒などで顎を強く打ったことがある

✅ 口を閉じると違和感がある

✅ 耳の奥に痛みを感じる

このタイプは、顎関節のすぐ後ろにある耳の骨(外耳道)を圧迫することがあるので、耳鳴りやめまいが出ることもあります。

③ 上方(じょうほう)亜脱臼 – 顎が押しつぶされるような力でズレる

「上方亜脱臼」は、顎が上の方向にズレてしまう状態です。

これは、強く顎を打ったときや、下顎を強く押しつけられたときに起こることがあります。

💡 正式名称の由来

「上方(じょうほう)」は、上の方向に動くという意味。

顎の骨が通常よりも上に押し込まれるようにズレることから、この名前がついています。

✅ スポーツ中にボールが顎に当たった

✅ 硬いものを強く噛みすぎた

✅ 口を開けにくい・閉じると違和感がある

このタイプは顎関節だけでなく、顎の骨や歯にも影響が出ることがあるので、放置しないほうが良いです。

④ 側方(そくほう)亜脱臼 – 顎が左右にズレるタイプ

「側方亜脱臼」は、顎関節が左右どちらかにズレてしまうタイプの亜脱臼です。

噛み癖や姿勢のクセなど、日常生活の積み重ねで徐々にズレていくことが多いです。

💡 正式名称の由来

「側方(そくほう)」は、横方向に動くという意味。

顎関節が本来の位置よりも左右にズレることから、この名前がついています。

✅ 片側だけで噛むクセがある

✅ 顎のラインが左右で違う気がする

✅ 口を開くとまっすぐではなく、斜めに開く

このタイプの亜脱臼は、徐々に進行していくことが多いため、早めのケアが大切です!


顎関節の亜脱臼は放置しないことが大事!

顎関節の亜脱臼には、前方・後方・上方・側方といった種類があり、それぞれ原因や症状が異なります。

「ちょっとズレてるかも?」と思っていても、放っておくと、肩こり・頭痛・自律神経の乱れなど、体全体の不調につながることも…。

もし顎の違和感を感じたら、早めにケアすることをおすすめします!整体でしっかり調整すれば、顎だけでなく全身のバランスも整いますよ♪

顎関節の亜脱臼についてのよくあるQ&A

顎関節の亜脱臼について、「これって大丈夫?」「放置しても平気?」といった疑問をお持ちの方は多いです。

ここでは、整体院に寄せられるよくある質問にお答えしていきます!


Q1. 顎関節の亜脱臼って、自然に治ることはありますか?

A. 軽度なら一時的に良くなることもありますが、根本的には治りません!

「痛みがなくなったから大丈夫!」と思っていても、実は関節がズレたままの状態になっていることが多いんです。

ズレたまま放置すると、噛み合わせの悪化や、肩こり・頭痛・腰痛など全身の不調につながることも。

💡 違和感を感じたら早めにケアすることが大切です!


Q2. 亜脱臼と普通の顎関節症ってどう違うの?

A. 亜脱臼は、顎の関節がズレて戻りにくくなる状態です!

顎関節症 → 顎がカクカクする、痛みがある、動きが悪いなどの症状の総称

顎関節の亜脱臼 → 顎の関節がズレて戻りにくくなっている状態

つまり、「顎関節症」の中に「亜脱臼」が含まれるイメージですね。

亜脱臼の状態が長く続くと、どんどん悪化してしまうので、早めに対応しましょう!


Q3. 顎関節の亜脱臼は、整体で改善できますか?

A. はい!整体で顎のズレを整えることで改善が期待できます!

整体では、顎関節だけでなく、首・背骨・骨盤など全身のバランスを調整するので、根本的な改善が目指せます。

「歯医者でマウスピースを作ったけどイマイチ…」という方も、整体で体全体を整えると症状が軽くなることが多いですよ!


Q4. どんな人が顎関節の亜脱臼になりやすいですか?

A. 以下のような生活習慣がある人は要注意!

片側ばかりで噛むクセがある(食事のときにいつも同じ側で噛む)

歯ぎしり・食いしばりをしている(寝ている間に無意識にギリギリ…)

姿勢が悪い・猫背になりがち(首や肩に負担がかかると顎もズレる)

ストレスが多い(無意識に噛みしめるクセがつく)

過去に首や膝をケガしたことがある(体のバランスが崩れると顎にも影響)

こういった習慣があると、少しずつ顎がズレてしまうことがあるので注意が必要です!


Q5. 顎がカクカクするけど痛くない…これは放っておいても大丈夫?

A. 痛みがなくても放置すると悪化する可能性があります!

顎がカクカク鳴るのは、関節円板(顎のクッション)がズレているサインです。

この状態を放置すると、やがて関節のズレがひどくなり、口が開きにくくなったり、頭痛や肩こりにつながることも

「痛くないから大丈夫!」ではなく、違和感を感じたら早めにケアしましょう!


Q6. 顎のズレを自分で治すことはできますか?

A. 無理に戻そうとすると逆効果になることも!

「カクカクするから、自分で押して戻そう…」なんてことをしていませんか?

実は、自己流で無理に動かすとかえってズレが悪化することがあります。

💡 まずは、無理に触らず専門家に相談するのがベスト!

整体では、顎のズレだけでなく、体全体のバランスを見ながら正しく調整できますよ♪


Q7. 整体で顎関節の調整をすると、どんな変化があるの?

A. 顎の動きがスムーズになるだけでなく、全身がスッキリします!

整体で顎のズレを調整すると、こんな変化が期待できます👇

顎の動きがスムーズに!(引っかかりがなくなる)

肩こり・首こりがラクに!(顎と首・肩は密接に関係している)

頭痛が減る!(顎のズレが神経を圧迫していたケースも)

姿勢がよくなる!(顎のズレが原因で猫背になっていた人も多い)

自律神経が整いやすい!(ストレスからくる食いしばりも改善)

顎関節は体全体に影響を与える大切な部分なので、調整することで思った以上にスッキリすることが多いですよ♪


顎関節の亜脱臼、気になるなら早めにケアを!

「ちょっと違和感があるけど、そのうち治るかな…」と放置していると、どんどん悪化してしまうこともあります。

整体なら、顎関節だけでなく体全体の歪みを整えながら改善を目指せるので、早めのケアがおすすめです!

まとめ:顎関節の亜脱臼を放置しないためにできること

顎関節の亜脱臼は、放っておくと肩こりや腰痛、頭痛、自律神経の乱れなど、全身に悪影響を与える可能性があります。

今回は、亜脱臼の原因やメカニズム、種類、症状について詳しく見てきましたが、早めにケアすることで、身体全体のバランスを整え、快適な日常を取り戻すことができます!

もし、顎に違和感を感じたり、日常生活で何かしらの不調があったりしたら、それは顎関節の亜脱臼のサインかもしれません。放置せず、早めに専門家に相談しましょう!


今すぐできること!

  1. 顎の違和感や痛みを感じたら、無理に治そうとせず専門家に相談
  2. 日常の姿勢を見直し、片側で噛むクセを減らす
  3. 体全体のバランスを整えるために、整体で調整を受ける

当整体院では、あなたの顎関節を含めた体全体の調整を行い、早期改善をサポートします。

お困りの方はぜひ、今すぐご相談ください。健康な体に戻すお手伝いをさせていただきます!

お気軽にお問い合わせをお待ちしています♪