
「最近、爪が分厚くなってきた…」「靴を履くと違和感がある」「爪切りが大変で困っている」——こんなお悩みを抱えていませんか?
肥厚爪(ひこうそう)は、加齢や血行不良、足への負担などが原因で爪が分厚くなる状態です。ひどくなると歩行時に痛みを感じたり、自分で爪を切るのが難しくなったりします。
当院には、**「爪が厚くなりすぎて困っている」「何とか改善したい!」**といったお悩みを抱えた方が多くご来院されています。整体でできるアプローチを知り、健康な爪を取り戻しませんか?
本記事では、爪が分厚くなる原因と、整体でできる根本改善方法について詳しく解説していきます。
目次
- 爪が分厚くなる原因とは?意外な理由もチェック!
- ① 血行不良(冷え・むくみ)
- ② 足に合わない靴や圧迫
- ③ 歩き方のクセや足の歪み
- ④ 加齢による新陳代謝の低下
- ⑤ 爪白癬(爪の水虫)や外傷の影響
- ⑥ 栄養不足(特にタンパク質・鉄分・ビタミン)
- 放置するとどうなる?肥厚爪が引き起こすトラブルとは
- ① 歩くたびに痛みが出るようになる
- ② 爪が変形し、さらに分厚くなる
- ③ 靴が履きづらくなり、歩行が不安定に
- ④ 巻き爪や陥入爪を引き起こす
- ⑤ 爪白癬(爪の水虫)や感染症のリスクが高まる
- 肥厚爪には種類がある?正式名称と特徴をチェック!
- ① 爪甲肥厚(そうこうひこう)— 一般的な肥厚爪
- ② 爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)— 曲がりながら厚くなるタイプ
- ③ 爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)— 爪が浮いて厚みを増す
- ④ 爪白癬(そうはくせん)— 爪の水虫による肥厚爪
- 肥厚爪の対処法で大切なこととは?
- ① 爪の厚みは適度に削るのがポイント
- ② お風呂で足をしっかり洗う
- ③ 靴や歩き方の見直しも大切
- 自宅でできる!肥厚爪のセルフケア方法
- ① 入浴時に爪周りの汚れや角質を洗う
- ② 爪をやすりで丁寧に削る
- ③ 爪をニッパーで切る
- ④ 爪の形をやすりで整える
- ⑤ オイルやクリームで保湿する
- セルフケアで大切なのは「継続すること」!
- 爪甲除去手術が必要な場合の改善方法とは?
- ① 爪甲除去手術とは?
- ② 手術後の経過と改善方法
- 爪水虫が原因で肥厚爪になったらどうしたら良い?
- ① フットケアドリルによる爪の削除処置
- ② 彎曲・肥厚した爪を9割以上削除して、爪のレール部分だけ薄く残す
- ③ その後に塗布型の爪水虫用の外用薬を使う
- 爪水虫による肥厚爪を防ぐための予防法
- Q1: 肥厚爪の原因は何ですか?
- Q2: 自分で肥厚爪を治すことはできますか?
- Q3: 施術を受けるとどれくらいで改善が見られますか?
- Q4: 肥厚爪を放置するとどうなりますか?
- Q5: 施術後に気をつけることはありますか?
- Q6: すべての人が健康な爪に戻るのですか?
- Q7: 肥厚爪の予防方法はありますか?
- 当院での肥厚爪の施術写真ビフォアアフター
- まとめ:健康な爪を取り戻すために今できること
爪が分厚くなる原因とは?意外な理由もチェック!
爪が分厚くなる「肥厚爪(ひこうそう)」には、さまざまな原因があります。単なる加齢のせいと思っていませんか?実は、生活習慣や体のバランスも大きく影響しているんです。
ここでは、肥厚爪の主な原因をまとめました。当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてください!
① 血行不良(冷え・むくみ)
血液の流れが悪くなると、爪の成長に必要な栄養が届きにくくなります。その結果、爪が硬く厚くなってしまうことに。特に足先は心臓から遠く、血流が滞りやすいため、冷えやむくみがある方は要注意です!
② 足に合わない靴や圧迫
「おしゃれな靴を履きたい!」「ヒールが好き!」という気持ちはわかります。でも、サイズの合わない靴や、爪先が圧迫される靴を履き続けると、爪に負担がかかり厚みが増してしまいます。特に、長時間立ち仕事をする方や、つま先が細い靴を履くことが多い方は影響を受けやすいです。
③ 歩き方のクセや足の歪み
実は、歩き方が乱れると爪に負担がかかることをご存じですか?特に、O脚や偏平足の方は、足の一部に強い圧力がかかり、爪が厚くなりやすい傾向にあります。
④ 加齢による新陳代謝の低下
年齢を重ねると、爪の生まれ変わり(ターンオーバー)の周期が乱れ、古い角質が蓄積されやすくなります。その結果、爪が分厚く硬くなってしまうのです。
⑤ 爪白癬(爪の水虫)や外傷の影響
爪が分厚くなる原因の一つに、**爪白癬(爪の水虫)**があります。カビの一種が爪に感染すると、黄ばみや変形が起こり、徐々に厚みが増していきます。また、過去にぶつけた傷や、爪が剥がれた経験がある方も、変形しやすい傾向があります。
⑥ 栄養不足(特にタンパク質・鉄分・ビタミン)
爪は主に「ケラチン」というタンパク質でできています。そのため、栄養バランスが崩れると、爪が弱くなり変形しやすくなるのです。特に、鉄分やビタミンB群が不足すると、健康な爪が育ちにくくなります。
こうして見てみると、日常生活の何気ない習慣が爪の厚みと関係していることが分かりますね。次の章では、爪が厚くなるのを防ぎ、健康な爪を取り戻すための整体での改善方法について詳しくご紹介します!
放置するとどうなる?肥厚爪が引き起こすトラブルとは
「爪がちょっと厚くなっただけだし、そのうち良くなるかな…」と放置していませんか?
実は、肥厚爪をそのままにしておくと、どんどん悪化し、思わぬトラブルにつながることがあります。
「歩くのが辛い…」「靴が履けない…」といった悩みを抱えないためにも、今のうちに対策をしておきましょう!
① 歩くたびに痛みが出るようになる
肥厚爪が進行すると、爪が硬くなり、靴の中で圧迫されて痛みを感じるようになります。特に、親指の爪は体重がかかりやすいため、違和感や痛みを放置すると、歩くたびにストレスを感じるようになります。
② 爪が変形し、さらに分厚くなる
最初は少し厚みが増しただけでも、時間が経つにつれてどんどん爪が変形していきます。爪が波打ったようになったり、ボロボロと崩れたりすることも…!
爪の変形が進むと、普通の爪切りでは切れなくなり、無理に削ろうとすると爪が割れてしまうこともあります。
③ 靴が履きづらくなり、歩行が不安定に
爪が厚くなると、靴の中で指先が圧迫されるため、履ける靴が限られてしまうことがあります。特に、スニーカーや革靴を履いたときに「爪が当たって痛い…」と感じたら要注意!
さらに、歩き方が変わることでバランスが崩れ、膝や腰への負担が増してしまうこともあります。
④ 巻き爪や陥入爪を引き起こす
肥厚爪が進行すると、爪の形が変わり、巻き爪や陥入爪(爪が皮膚に食い込む状態)になることがあります。
巻き爪になると、爪が皮膚に食い込んで炎症を起こし、最悪の場合、歩くのも辛くなるほどの激痛に…。
⑤ 爪白癬(爪の水虫)や感染症のリスクが高まる
厚くなった爪は、菌が入り込みやすい状態になっています。特に、爪白癬(爪の水虫)にかかると、爪が黄ばんだり、ボロボロに崩れたりしてしまいます。
また、爪が割れたり、皮膚が傷ついたりすると、そこから細菌が入り込み、炎症を引き起こすこともあります。
「まだ大丈夫」と思って放置すると、どんどん悪化してしまうのが肥厚爪の怖いところ。
「最近ちょっと厚くなったかも…?」と気になり始めたら、早めに対策をして、健康な爪を取り戻しましょう!
肥厚爪には種類がある?正式名称と特徴をチェック!
一口に「肥厚爪(ひこうそう)」といっても、実はいくつかの種類があり、それぞれ特徴や原因が異なります。
「自分の爪の状態はどのタイプ?」と気になったら、以下の種類をチェックしてみてください!
① 爪甲肥厚(そうこうひこう)— 一般的な肥厚爪
爪全体が分厚くなるタイプで、多くの方が悩む肥厚爪の代表格です。
✔ こんな症状が出る!
- 爪が硬く、厚みが増している
- 爪切りで切りづらい
- 爪の色が白っぽく濁ることがある
🔍 原因は?
加齢によるターンオーバーの低下や、血行不良、慢性的な圧迫(靴の影響)が主な原因。
放置するとさらに厚みが増し、歩行のしづらさにつながることも。
② 爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)— 曲がりながら厚くなるタイプ
「鉤(かぎ)」という名前のとおり、爪が分厚くなるだけでなく、前方に向かって鉤状に曲がるのが特徴です。
✔ こんな症状が出る!
- 爪がカーブを描くように伸びる
- 靴の中で爪が圧迫され、痛みを感じる
- 爪が黄ばみ、脆くなりやすい
🔍 原因は?
- 強い外圧(つま先を締め付ける靴の長時間使用)
- 血流低下や代謝の衰え
- 爪のトラブル(打撲やケガなど)
特に高齢者の方に多く見られ、爪が厚く変形することで歩行に影響を与えることがあります。
③ 爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)— 爪が浮いて厚みを増す
爪が根元から少しずつ剥がれてしまい、そこに空間ができて厚みが増したように見えるタイプです。
✔ こんな症状が出る!
- 爪が指から浮いて見える
- 爪の色が白っぽく変色する
- 爪の形が変わってくる
🔍 原因は?
- 強い衝撃やケガ
- 爪白癬(爪の水虫)
- 甲状腺の疾患や栄養不足
爪が浮いていると細菌が入りやすく、感染症のリスクが高まるので、早めの対策が必要です。
④ 爪白癬(そうはくせん)— 爪の水虫による肥厚爪
爪白癬は「爪の水虫」とも呼ばれ、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が爪に感染して厚くなる状態です。
✔ こんな症状が出る!
- 爪が黄ばみ、ボロボロになる
- 分厚くなって爪切りが難しくなる
- 周囲の皮膚にもかゆみや炎症が出ることがある
🔍 原因は?
- 足の水虫が爪に広がる
- 湿気の多い環境(蒸れやすい靴など)
- 免疫力の低下
爪白癬は放置すると他の爪にも広がるため、早めのケアが大切です。
このように、肥厚爪にはさまざまな種類があり、それぞれ原因や対策が異なります。
「何となく厚くなっただけ」と思って放置すると、どんどん悪化してしまうことも…。
肥厚爪の対処法で大切なこととは?
肥厚爪は、基本的に厚くなった部分を削るのが一般的な対処法です。ただし、適切な方法でケアしないと、爪を傷めたり、余計に悪化させたりすることもあるので注意が必要です。
① 爪の厚みは適度に削るのがポイント
軽度の肥厚爪であれば、自宅でのケアも可能です。以下の方法で、少しずつ爪を整えていきましょう。
🔹 爪切りを使う場合
- お風呂上がりの爪が柔らかくなっているタイミングでカットする
- 一気に切るのではなく、少しずつ慎重にカットする
- 深爪にならないよう、指先のラインに沿って整える
🔹 ヤスリ(ネイルファイル)を使う場合
- 爪の表面を軽く削り、厚みを調整する
- ゴシゴシ削らず、やさしく少しずつ整える
- 爪の先端も滑らかにして、引っかかりを防ぐ
② お風呂で足をしっかり洗う
肥厚爪は、老廃物や角質が爪の間に溜まりやすいため、清潔を保つことが大切です。
毎日の入浴時に、足の指や爪の間をしっかり洗い、清潔な状態を維持しましょう。
🛁 お風呂でのポイント
- 指の間や爪の周りを、指の腹や柔らかいブラシで優しく洗う
- 爪と皮膚の間に溜まった汚れをしっかり取り除く
- 入浴後はしっかり水分を拭き取る(湿気がこもると爪白癬のリスクが上がる)
③ 靴や歩き方の見直しも大切
爪の厚みが増す原因の一つに、靴の圧迫や歩き方のクセがあります。再発を防ぐためにも、以下の点を意識しましょう。
👟 靴の選び方
- つま先に余裕がある靴を選ぶ(圧迫しないもの)
- ヒールや細身の靴を避け、足にフィットする靴を履く
- クッション性のあるインソールを活用する
🚶♂️ 歩き方のチェック
- 体の重心が偏っていないか意識する
- O脚や偏平足の人は、足の負担を減らす整体やエクササイズを取り入れる
「とりあえず削ればOK」と思われがちな肥厚爪ですが、削るだけでは根本的な改善にはなりません。
再発を防ぐためには、日々のケア+体のバランスを整えることが大切です!
自宅でできる!肥厚爪のセルフケア方法
肥厚爪を改善するためには、毎日のセルフケアがとても重要!
爪の厚みを少しずつ整えながら、健康な状態を保つための習慣を取り入れていきましょう。
① 入浴時に爪周りの汚れや角質を洗う
お風呂に入ると、爪が柔らかくなり、ケアしやすくなります。
🛁 やり方
- 指の間や爪の隙間に汚れが溜まりやすいので、丁寧に洗う
- 柔らかいブラシや指の腹を使って優しくこする
- 足裏や爪周りの角質も、お湯でふやかして落としやすくする
🌟 ポイント
- 石鹸をしっかり泡立てて、爪と皮膚の境目まで洗う
- 爪白癬の予防にもなるので、毎日の習慣にするのがベスト!
② 爪をやすりで丁寧に削る
爪の厚みが増している場合は、やすりを使って少しずつ削ることで整えられます。
📌 やり方
- 目の粗いネイルファイル(爪やすり)を使う
- 力を入れすぎず、優しく少しずつ削る(ゴシゴシ削ると爪が割れる原因に!)
- 爪の表面を削る場合は、同じ方向に動かすのがコツ
🌟 ポイント
- 乾いた状態で削る方が割れにくい(お風呂上がりは柔らかすぎて削りすぎることがある)
- 一度に削りすぎないよう注意! 爪が薄くなりすぎると逆に弱くなってしまいます。
③ 爪をニッパーで切る
普通の爪切りでは厚くなった爪が切りづらい場合は、専用のニッパー型爪切りを使うのがおすすめ!
📌 やり方
- お風呂上がりに爪が少し柔らかくなった状態で行う
- 一気に切らず、端から少しずつカットする
- 深爪にならないよう、指のカーブに沿って切る
🌟 ポイント
- 爪の端を切りすぎると巻き爪の原因になるので注意!
- 厚みがある部分は、少しずつ削るのがコツ
④ 爪の形をやすりで整える
爪を切った後は、角を滑らかにするためにやすりで形を整えましょう。
📌 やり方
- エメリーボード(目の細かいやすり)で軽く削る
- 爪の先端はまっすぐ or ゆるいカーブに整える(深く削りすぎない)
- 削るときは、一定方向に動かすのがポイント
🌟 ポイント
- 角を丸めすぎると、巻き爪になりやすくなるので注意!
- 削ることで、爪の欠けや引っかかりを防げる
⑤ オイルやクリームで保湿する
爪が乾燥すると、割れやすくなったり、厚みが増したりする原因に!
入浴後や就寝前に、爪とその周りをしっかり保湿しましょう。
📌 やり方
- ネイルオイルやハンドクリームを爪と皮膚に塗り込む
- 指先を軽くマッサージしながら、血行を良くする
- 特に冬場は乾燥しやすいので、毎日の習慣にするのが理想!
🌟 おすすめの保湿アイテム
✅ ホホバオイル・アルガンオイル → 浸透力が高く、べたつきにくい
✅ 尿素入りのハンドクリーム → 角質を柔らかくする効果あり
セルフケアで大切なのは「継続すること」!
爪のケアは、1回だけでは劇的な変化は起きません。
毎日の積み重ねで、健康な爪に近づいていきます。
しかし、**「自分で削るのが難しい」「厚みがひどくなっている」**と感じる場合は、無理をせず、専門家に相談することも大切です。
整体では、爪の状態を整えるだけでなく、血行改善や歩き方の調整まで含めたトータルケアが可能!
セルフケアと並行しながら、整体の施術も取り入れてみると、より早く改善が期待できます。
次の章では、整体院でできる肥厚爪の改善アプローチをご紹介します!
爪甲除去手術が必要な場合の改善方法とは?
セルフケアや整体によるケアでは改善が難しい場合、**医療機関での「爪甲除去手術」**が検討されることがあります。
① 爪甲除去手術とは?
爪甲除去手術とは、麻酔をかけて厚くなった爪を根元から抜き、新しく健康な爪を生やす治療法です。
🩺 こんな場合に手術が必要になることも!
✅ 爪の厚みが極端に増し、痛みが強い
✅ 爪が変形し、歩くのも困難な状態
✅ 爪白癬(爪水虫)による重度の変色や崩れ
✅ 繰り返し肥厚爪が悪化している
爪を抜くと聞くと不安に感じるかもしれませんが、局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。
② 手術後の経過と改善方法
手術後、爪が完全に生え変わるまでには約3〜6ヶ月かかります。
この間、爪が健康に生えそろうように、適切なケアを継続することが大切です。
🩹 術後のケアのポイント
1️⃣ 傷口を清潔に保つ(感染を防ぐため、毎日消毒やガーゼ交換を行う)
2️⃣ 痛みや腫れを防ぐため、必要に応じて冷やす
3️⃣ 爪が生えてくる過程で、保湿や栄養をしっかり補う
4️⃣ 歩き方や靴選びに気をつけ、再発を防ぐ
特に、再び爪が厚くならないよう、整体などで足の血流や姿勢を整えるのも効果的です!
爪水虫が原因で肥厚爪になったらどうしたら良い?
爪水虫(爪白癬)は、爪に真菌(カビ)が感染することで発症します。この感染が進行すると、爪が肥厚・変形し、色が変わることがあります。特に、爪が厚くなると歩くのも不快で、さらに治療が遅れると、感染が広がることもあります。爪水虫が原因で肥厚爪になった場合、適切な治療法をとることが重要です。
① フットケアドリルによる爪の削除処置
爪水虫が原因で爪が肥厚すると、通常の爪切りややすりでは対処が難しくなることがあります。こういった場合、フットケアドリルを使用して、爪を削除する処置が効果的です。
🦶 フットケアドリルでの処置の流れ
- 医師やフットケア専門家による処置が基本
- 肥厚した部分を慎重に削り、爪の圧力を減らす
- 爪の表面を平滑にして、通気性を良くする
この処置により、爪水虫の治療薬が効果的に浸透しやすくなるとともに、再発の予防にもつながります。
② 彎曲・肥厚した爪を9割以上削除して、爪のレール部分だけ薄く残す
爪が極度に肥厚・変形している場合、肥厚した爪をできるだけ削除することが治療の一環として行われます。
📌 削除処置の詳細
- まず、爪の彎曲や厚みがある部分を9割以上削除します
- 削り残す部分は、爪のレール(爪先端の外縁部分)だけで、薄く均等に残す
- これにより、爪の機能を少しでも保ちながら、治療を進めることができます
削除後、爪が生え変わる過程で新しい健康な爪が再生することを目指します。
③ その後に塗布型の爪水虫用の外用薬を使う
爪水虫の治療は、爪の削除だけでは完治しません。削除後、塗布型の爪水虫用外用薬を使用して、再発を防ぐ必要があります。
📌 外用薬の使い方
- 削除後に感染している部分に直接塗布
- できるだけ爪全体に薬が浸透するよう、数ヶ月継続的に塗布する
- 専用のスポンジやブラシで塗り込み、薬の効果を最大化する
外用薬には抗真菌成分が含まれており、爪の根本から治療することができます。効果が出るまでには時間がかかることもありますが、根気よく続けることが大切です。
爪水虫による肥厚爪を防ぐための予防法
爪水虫が原因で肥厚爪になる前に、予防することも非常に重要です。
-
足を清潔に保つ
足は湿気が多いため、毎日清潔に保つことが最も重要です。お風呂後に足をしっかり乾かすことを心がけましょう。 -
靴や靴下をこまめに交換
足の湿気がこもらないように、通気性の良い靴を選ぶことが予防につながります。靴下も頻繁に交換して、足を乾燥させることが大切です。 -
爪のケアを定期的に行う
爪が変形する前に、定期的に爪のチェックを行い、変化があれば早期に対処することが予防につながります。
肥厚爪について気になることがある方も多いと思います。ここではよくある質問を親しみやすい形でご紹介します。
Q1: 肥厚爪の原因は何ですか?
肥厚爪はさまざまな原因で発生します。主に、爪水虫(爪白癬)、圧迫や足の形(O脚や扁平足)、外傷、または加齢によるものです。爪の根元に問題があると、爪が肥厚してしまうことがあります。
Q2: 自分で肥厚爪を治すことはできますか?
軽度の肥厚爪であれば、自宅でのケアが可能です。爪をやすりで削ることや、オイルで保湿することが効果的です。ただし、症状がひどくなる前に専門家の診察を受けることをお勧めします。
Q3: 施術を受けるとどれくらいで改善が見られますか?
改善までの期間は個人差がありますが、通常は数ヶ月かかります。爪が根本的に生え変わるまでには時間が必要ですが、施術後、半年ほどで爪の状態に変化が現れることがあります。
Q4: 肥厚爪を放置するとどうなりますか?
肥厚爪を放置しておくと、爪がさらに厚くなり、変形することがあります。その結果、歩くときに不快感や痛みが出たり、爪水虫が進行して爪が割れやすくなったりすることもあります。早期にケアを始めることが重要です。
Q5: 施術後に気をつけることはありますか?
施術後は、爪の再生に良い環境を作るために、足の清潔を保ち、乾燥させないように注意しましょう。また、無理に歩きすぎないことや、通気性の良い靴を履くことも大切です。足の健康をサポートするために、整体でのケアも効果的です。
Q6: すべての人が健康な爪に戻るのですか?
爪が健康に戻るかどうかは、個人差があります。長年肥厚していた爪の場合、完全に元通りに戻るわけではないこともありますが、適切なケアを行うことで、大きな改善が期待できる場合もあります。
Q7: 肥厚爪の予防方法はありますか?
予防するためには、足の清潔を保ち、湿気を防ぐことが大切です。靴下や靴は通気性の良いものを選び、爪が変形しないよう定期的にケアを行うことが予防につながります。また、爪水虫にならないよう、足を乾燥させておくことも重要です。
当院での肥厚爪の施術写真ビフォアアフター
肥厚爪ってどんな感じで変わるのか、写真で確認したいと思う方もいらっしゃると思います。当院は主に巻き爪の施術をやっていますが、巻き爪の方は爪も分厚くなっている事が多く、まずは肥厚爪を削ってから巻き爪施術に取り掛かる場合もあります。
もちろん、爪を削る施術自体もやっておりますので、肥厚爪の方でも問題なく施術を受けて頂いております。
以下の写真は当院の肥厚爪のビフォアアフターの写真です。

まとめ:健康な爪を取り戻すために今できること
今回は肥厚爪について詳しくご紹介しました。肥厚爪はさまざまな原因で進行し、放置すると悪化する可能性がありますが、早期に対処することで健康な爪を取り戻すことができます。
爪水虫や足の不調が原因で肥厚爪が進行している場合でも、専門的なケアや適切なセルフケアを続けることで、状態は改善していきます。
もし、肥厚爪に悩んでいる方がいれば、今すぐにでも施術を受けたり、ケアを始めたりすることをおすすめします。健康な爪を取り戻し、快適に歩けるようになるためには、早い段階での対応が重要です!
私たちの整体院では、専門的な施術とアドバイスを通じて、あなたの爪と足の健康をサポートしています。少しでも気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください!
一緒に、健康な爪を目指してがんばりましょう!