ゴルフを続けていると、ある時から
「ラウンド後に足裏が痛い」
「ふくらはぎが張って翌日つらい」
「膝に違和感が出てきた」
そんな悩みを抱える方が非常に多くなります。
年齢のせい、使いすぎだから仕方ない。
そう思われがちですが、整体の視点で見ると、ゴルフ特有の身体の使い方が原因になっているケースがほとんどです。
この記事では、ゴルフで特に多い足・脚の症状を3つ取り上げ、なぜ起こるのか、そして整体でどのように改善を目指せるのかを解説します。
目次
ゴルフで足・脚のトラブルが起こりやすい本当の理由
ゴルフは
・同じ方向への回旋動作を何度も繰り返す
・左右どちらかの脚に体重が集中する
・止まりながら強く捻る
という特徴があります。
この動作は、股関節と足部アーチがしっかり機能していれば問題ありません。
しかし、これらがうまく働かなくなると、足裏やふくらはぎ、膝が代わりに頑張りすぎてしまいます。
その結果、痛みや違和感として表に出てくるのです。
症状① リード脚に多い足底筋膜炎
ゴルファーに非常に多いのが、リード脚の足裏の痛みです。
特に朝起きて最初の一歩が痛い、ラウンド翌日に強く出る、という訴えが目立ちます。
足底筋膜炎は「足裏の使いすぎ」と思われがちですが、実際には
・脛骨が内側にねじれたまま固定されている
・股関節の回旋が硬い
・内側縦アーチが潰れている
といった全身の問題が関係しています。
足裏だけをマッサージしても良くならない理由はここにあります。
症状② トレイル脚に多いアキレス腱周囲炎・ふくらはぎの張り
バックスイングで体重を受け止めるトレイル脚。
本来は股関節でエネルギーを溜めたいところですが、股関節が硬いと、ふくらはぎやアキレス腱が代わりに緊張します。
すると
・ラウンド後にふくらはぎがパンパン
・アキレス腱の周囲がジワジワ痛む
といった症状が出てきます。
この場合も、ふくらはぎを揉むだけでは根本改善にはなりません。
足首の動きや距骨の位置、股関節の可動性を含めて調整する必要があります。
症状③ リード脚に起こりやすい膝の違和感・軽度変形性膝関節症
「ゴルフをすると膝が不安」
「歩いているときは平気だが、ラウンド後に違和感が出る」
こうしたケースでは、膝が本来しなくていい回旋動作を強いられています。
原因は、股関節で回れない分を膝で回ってしまっていること。
大腿骨と脛骨のねじれが積み重なり、膝関節にストレスが集中します。
初期の段階であれば、整体で身体の使い方を整えることで、悪化を防ぎ改善を目指すことが可能です。
共通する身体の特徴
これら3つの症状に共通しているのは
「痛い場所そのものが原因ではない」
という点です。
・股関節の可動性低下
・足部アーチの機能低下
・体重移動のクセ
これらが重なり、足や膝が代役を引き受けている状態になっています。
痛いところを揉んでも良くならない理由
痛みのある場所を揉むと、その場では楽になります。
しかし、ゴルフを再開するとすぐに戻る。
これは原因が別の場所にあるからです。
整体では、動きの連動を見ながら
「どこがサボって、どこが頑張りすぎているのか」
を評価します。
ゴルフの動きを変えずに整体でできるアプローチ
整体の目的は、スイングを変えることではありません。
股関節が回り、足部が支え、膝が守られる状態をつくること。
その結果、
・痛みが出にくくなる
・ラウンド後の疲労が減る
・ゴルフを続けられる身体になる
という変化が期待できます。
整体で改善が期待できるケース・難しいケース
比較的早く改善が見込めるのは
・痛みが出始めて間もない
・休めば一時的に楽になる
・動かすと軽くなる
といったケースです。
長年我慢している場合でも、進行を止める、軽くすることは十分可能です。
ゴルフを続けながら改善したい方へ
ゴルフによる足・脚の痛みは、年齢や根性論の問題ではありません。
身体の使い方を整えることで、続けながら改善を目指すことができます。
「休まないと治らない」と諦める前に、整体という選択肢を知っていただけたらと思います。

