足底筋(腱)膜は踵の骨から足の指へ広がる強靭な腱の膜です。
その主な役割は
- 土踏まずのカーブやアーチ構造を保持する役割
- ランニング・ジャンプ時などに、地面と足や足関節、膝、腰への負担を軽減するクッションの役割
足底筋膜炎とは?
人口の約10%が発症するとされると推測されています。長時間の歩行、ジャンプ、ランニングなど足に負担のかかる動作を過剰に繰り返すオーバーユースが原因で足底筋膜が固くなり、更に繰り返すことで足底腱膜に炎症や微細断裂が生じ、主に踵(かかと)の前方に痛みが生じる症状です。主にスポーツ選手(ランナー・ダンサー)や、40~50歳以上で発症します。しかし、必ずしも良く言われる扁平足やハイアーチの人、肥満の人がなりやすいわけではないので注意が必要です。