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なぜ「拾って振り返る瞬間」が一番つらいのか
床に落ちた物を拾い、体を起こしながら後ろを振り返る。
この何気ない動作で「ギクッ」と腰や背中に痛みが走った経験はありませんか。
実はこの瞬間、体の中では
前屈+回旋+荷重移動
という、負担が重なりやすい動きが一気に起きています。
日常動作の中でも、この組み合わせはトップクラスにトラブルを起こしやすい動作です。
単なる「腰の弱さ」ではない
多くの方は
「腰が弱いから」
「年齢のせい」
と考えがちですが、実際は違います。
問題の本質は
動きを分担するはずの関節がサボっていること
にあります。
本来なら
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股関節
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胸郭(肋骨と背骨の動き)
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足首
これらが協力して動くことで、腰への負担は分散されます。
しかしどこかが硬くなると、その分の動きを腰が一人で引き受ける状態になります。
特に影響が大きい3つのポイント
① 股関節が曲がっていない
床の物を拾うとき、本来は股関節が大きく折れます。
ところが股関節が硬いと、代わりに腰が丸まり、さらにひねられます。
この状態で振り返ると、腰椎にはねじれながら潰される力が加わります。
② 胸郭が回らない
「振り返る=腰をひねる」と思われがちですが、
実際は回旋の多くを胸郭が担っています。
デスクワークやスマホ姿勢が続くと、胸郭はロックされがちです。
すると振り返る動作の回旋を、腰だけで処理することになります。
③ 足元が不安定
意外に見落とされやすいのが足首と足裏です。
片脚に体重を乗せながら拾う
→ そのまま振り返る
このとき足首の安定性が低いと、体はバランスを取るために腰を固めます。
結果、逃げ場のないストレスが腰に集中します。
「拾って振り返る」が怖くなる人の特徴
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以前にぎっくり腰を経験している
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片側の股関節や足首を捻挫したことがある
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靴下を立ったまま履きづらい
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振り返るときに無意識に動作が速くなる
これらに心当たりがある場合、体はすでに防御的な動きを学習しています。
その場しのぎの対処が招く悪循環
痛みが出ると
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腰を丸めないよう意識する
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ひねらないよう我慢する
こうした対処をする方が多いですが、
実はこれが別の場所の硬さを助長します。
結果として
「動作は慎重なのに、なぜかまた痛める」
というループに入ってしまいます。
本当に必要なのは「腰を治す」ことではない
このタイプの痛みで最も重要なのは、
腰に集中している役割を分散させることです。
つまり
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股関節がしっかり折れる
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胸郭が自然に回る
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足元が安定する
この3点が揃うと、
「拾って振り返る」という動作そのものが危険ではなくなります。
それでも痛みが続く場合
セルフケアや意識だけでは改善しないケースもあります。
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動き方は変えているのに痛い
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どこを動かせばいいのか分からない
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痛みをかばって別の場所がつらくなってきた
こうした場合、体の連動そのものが崩れている可能性があります。
その場合は、早めに専門的な評価を受けることが回復への近道です。
当院では
「床の物を拾う」「振り返る」といった日常動作を実際に確認しながら、
どこで動きが止まり、どこに負担が集中しているのかを丁寧に見ていきます。
無理に腰だけを触ることはありません。
原因となっている動きの偏りを整えることで、再発しにくい体を目指します。
当院のご案内
当院は八王子駅から徒歩4分の整体院。通常のマッサージと違ってソフトな刺激も取り入れていますので安全に身体全体を整える事ができます。あらゆる身体の症状は身体の循環が悪くなって起こる事が大半です。身体を整える大切さを多くの患者さんに実感して頂きたいと思っております。症状の改善を考えている方はお気軽にお問合せください。
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