
春先や秋口になると、次のような症状に悩まされていませんか?
-
目のかゆみや充血、涙が止まらない
-
鼻水・鼻詰まりがひどく、息苦しい
-
くしゃみが止まらず、仕事や日常生活に支障が出る
-
のどの痛みや違和感、咳が続く
-
頭がボーッとして集中力が低下する
-
全身のだるさや疲れが取れない
花粉症は、単なる鼻炎や目のかゆみだけではなく、全身の倦怠感や免疫の乱れにも関係しています。では、そもそも花粉症が起こる原因とは何なのでしょうか?
目次
花粉症の様々な発症原因をまとめて紹介
花粉症の主な発症原因として、以下のような要因が考えられます。
-
免疫システムの過剰反応 花粉を「異物」と判断し、免疫機能が過剰に反応してしまうことで症状が出ます。
-
腸内環境の乱れ 腸内の悪玉菌が増えると、免疫バランスが崩れ、アレルギー反応が起こりやすくなります。
-
自律神経の乱れ 交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、アレルギー反応が強くなりやすくなります。
-
呼吸器系の機能低下 猫背や胸郭の硬さがあると、正常な呼吸ができず、アレルギー症状が悪化することがあります。
-
内臓の疲労 肝臓や腎臓の機能低下により、体内の解毒機能が弱まり、アレルギー症状が出やすくなります。
花粉症を放置すると起こる事
花粉症の症状を放置すると、次のようなリスクが高まります。
-
慢性鼻炎や副鼻腔炎(鼻づまりが悪化し、呼吸がしづらくなる)
-
アレルギー性結膜炎(目のかゆみや充血がひどくなる)
-
アトピー性皮膚炎の悪化(皮膚のかゆみや炎症がひどくなる)
-
睡眠の質の低下(鼻詰まりや咳の影響で熟睡できない)
-
集中力・仕事のパフォーマンス低下(常に鼻水やくしゃみが出て、業務に支障が出る)
花粉症の一般的な治療法
花粉症に対する一般的な治療法として、次のようなものがあります。
-
抗ヒスタミン薬(アレルギー症状を抑える)
-
ステロイド点鼻薬(鼻詰まりを改善する)
-
減感作療法(アレルゲンを少量ずつ体に慣れさせる)
-
マスク・ゴーグルの着用(花粉の侵入を防ぐ)
ただし、これらの方法は「対症療法」にすぎず、花粉症の根本的な解決にはつながりにくいのが現状です。
花粉症を改善するリハビリは存在する?
花粉症の症状を和らげるために、次のようなリハビリ的アプローチがあります。
-
呼吸トレーニング(横隔膜をしっかり使うことで、鼻の通りを改善)
-
姿勢改善(猫背を改善し、胸郭の動きを広げる)
-
腸内環境の改善(適切な食事と運動で腸の働きを整える)
-
自律神経の調整(ストレッチや整体で交感神経と副交感神経のバランスを取る)
花粉症は整体で治る?治る例と治らない例
整体によって花粉症の症状が改善することがありますが、すべてのケースで治るわけではありません。
改善が期待できるケース
-
呼吸が浅く、胸郭が硬くなっている
-
自律神経が乱れ、免疫バランスが崩れている
-
姿勢不良が原因で鼻づまりが悪化している
改善が難しいケース
-
遺伝的にアレルギー体質が強い
-
環境要因(住んでいる地域や職場環境)が大きな影響を与えている
-
すでに長年の重度の花粉症で、器質的な変化が起こっている
花粉症に良い食生活ってある?
食事を見直すことで、花粉症の症状を軽減できることがあります。
積極的に摂りたい食品
-
発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌):腸内環境を整える
-
抗炎症作用のある食材(緑黄色野菜、青魚):炎症を抑える
-
ビタミンC・Eが豊富な食品(柑橘類、ナッツ):抗酸化作用がある
避けたほうが良い食品
-
砂糖や加工食品(免疫バランスを崩す)
-
乳製品の過剰摂取(体内の粘液分泌を増やし、鼻づまりを悪化させる)
-
アルコール・カフェイン(自律神経の乱れを引き起こす)
まとめ
当院では、徒手療法による整体を通じて、全身のバランスを整えながら花粉症の根本的な改善を目指します。
-
胸郭・姿勢の改善で呼吸を楽にする
-
自律神経の調整で免疫バランスを整える
-
内臓の働きを活性化し、体の解毒機能を高める
薬に頼らず、体質を根本から改善したい方は、ぜひ当院にご相談ください。