【症例紹介】肘の外側が強く痛む…その本当の原因は?

【症例紹介】肘の外側が強く痛む…その本当の原因は?

先日、「右肘の外側が強く痛む」という患者さんが来院されました。

重い物を持った際に痛みが走り、それ以降なかなか治らないとのこと。特に、肘を曲げた状態で物を持ち上げると強く痛む。日常生活では「重い物を持つ動作」が一番困るとの訴えでした。

当初疑ったのは「テニス肘」

肘の外側痛といえば、まず思い浮かぶのが

上腕骨外側上顆炎(いわゆるテニス肘)です。

しかし検査を進めていくと、典型的な所見と少し違いました。

・肘を完全に伸ばしても痛くない

・中指の抵抗伸展で痛みなし

・回内方向に抵抗をかけても痛みなし

靭帯損傷や重度の腱損傷の可能性は低い。

ここは正直、非常に安心できたポイントでした。

構造が壊れているわけではない。

これは大きな救いです。

痛みの本体はどこだったのか?

詳しく評価すると、

肘の外側にある「腕橈骨筋」という筋肉が過剰に働き続けている状態でした。

この筋肉は、肘を曲げるときに“安定させる役割”を担っています。

問題は、

・回外位(手のひらが上向き)で

・肘を曲げたまま

・重い物を保持する

この“止め続ける動き”です。

筋肉は、動きながら収縮するよりも

長時間固定する等尺収縮の方がダメージを受けやすいのです。

治療の紆余曲折

最初は全身の姿勢連鎖も疑いました。

・巻き肩

・スウェイバック姿勢

・下肢の硬さ

確かに背景因子として影響はあります。

しかし今回の増悪のトリガーは、

かなり局所的・力学的なものでした。

そして問診を深める中で浮かび上がったのが、

長時間の右手スマホ保持の習慣

・肘を軽く曲げたまま

・前腕中間位〜やや回外位

・肩は前方化

・数十分間固定

軽い負荷でも「長時間固定」は筋に大きなストレスを与えます。

これが慢性的な下地となり、

重量物を持ったことで一気に症状が表面化したと考えられます。

今回のリハビリ内容

治療の軸はシンプルです。

① 固定をやめる

・スマホは両手持ち

・肘を机に置く

・10分ごとに持ち替える

② 軽い前腕回内外運動

肘90°屈曲で前腕を小さく回す

10〜15回 × 2セット

痛みゼロ範囲で行う

③ 肩甲帯の修正

・胸を軽く開く

・肩甲骨を後下方へ

・巻き肩改善

強く鍛える前に、

まず“固定係”になっている筋を解放する。

それが今回のポイントでした。

同じような症状で悩んでいませんか?

・肘の外側が痛い

・テニス肘と言われたがなかなか改善しない

・スマホやマウス操作が長い

・重い物を持つとズキッとする

その痛み、

本当に腱や靭帯の損傷でしょうか?

実は「使い方の問題」であることも少なくありません。

構造が壊れていないうちに整えることが、

回復の最短ルートです。


肘の痛みは放置すると慢性化しやすい部位です。

しかし、正しく評価すれば改善できるケースは多い。

同じような症状でお困りの方は、

ぜひ一度ご相談ください。

原因を一緒に整理し、

あなたの生活に合わせた改善プランをご提案します。

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当院は八王子駅から徒歩4分の整体院。八王子・立川・日野・国立の方々にお越し頂いております。
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