はじめに
12月は、整体院にとって少し独特な月です。
寒さや年末の忙しさが重なり、
「どこが悪いのか分からないけれど、なんとなくつらい」
そんな状態で来院される方が増えます。
今月の症例を振り返ってみると、
積極的に整えにいくよりも、
体の状態をいったん“預かる”ような判断が多かった月でした。
「整える」と「預かる」は違う
整体というと、
歪みを整える・痛みを取る、
そんなイメージを持たれることが多いかもしれません。
ただ、体の状態によっては
無理に変化を起こそうとしないほうがいい場面もあります。
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症状が複数ある
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主訴がはっきりしない
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不安や緊張が強い
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体が刺激を受け取りづらそう
こうした状態のときは、
「今はここまで」というラインを見極め、
体を預かるように関わることを優先します。
12月に多かった症例の共通点
12月の症例で多かったのは、次のような背景でした。
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冷えやすく、力が入りにくい
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睡眠が浅い、または不規則
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肩こり・腰の違和感・足の重さなど複数の訴え
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「どれが一番つらいのか分からない」という状態
この段階で
「原因はこれです」と決めつけてしまうと、
かえって体が緊張してしまうことがあります。
そのため今月は、
評価を重ねながら、
触りすぎず、変化を急がない判断を取る場面が多くありました。
預かる判断がもたらす変化
預かる判断は、
何もしないという意味ではありません。
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呼吸が深くなる
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体の重さの感じ方が変わる
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「ここは楽かも」と感覚が言葉になる
こうした小さな変化を拾いながら、
体が次に進める状態を整えていきます。
実際、
最初は症状を言葉にできなかった方が、
数回の施術を経て
「今はここが気になります」と
自分の体を把握できるようになるケースもありました。
年末年始に向けて
年末年始は、
気持ちは緩みやすい一方で、
体にとっては環境の変化が大きい時期です。
もし
「整えに行くほどでもないけれど、なんとなく気になる」
そんな感覚があれば、
それは十分、体と向き合うきっかけになります。
骨盤王国 八王子院では、
状態に応じて
整えることも、預かることも大切にしながら、
無理のない体づくりをサポートしています。
まとめ
12月の症例を振り返ると、
この月は「変える」よりも
「今の状態を受け止める」判断が多かった月でした。
体は、
適切なタイミングで関わることで、
自然と動き出すことがあります。
新しい年を迎える前に、
一度、自分の体の声を静かに聞いてみる。
そんな選択肢があってもいいのではないでしょうか。

