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冬前の“肩こりピーク”が来てる?肩甲帯が固まる3大要因と解き方
11〜12月は一年でも肩こりの相談が最も増える時期。
寒さや気圧変化の影響で、肩甲帯が固まりやすい季節的ピークが来ています。
最近、肩が重い・首がつらい・肩甲骨が動きにくい…そんなサインが出ている人は注意が必要です。
今回は冬前に肩こりが増える理由と、自宅でできる肩甲帯の解き方を整体目線でまとめました。
◆ 冬前に肩こりが急増する理由
・寒さで肩がすくむ(防御反応)
・気圧変動で自律神経が乱れやすい
・暖房環境で姿勢が前のめりになりやすい
この“季節のミックスダメージ”で肩甲帯の動きが鈍ります。
◆ 肩甲帯が固まる3大要因
① 肩甲挙筋・僧帽筋のガチガチ化
寒くなると首肩まわりが無意識に力むため、筋肉の緊張が強まります。
② 胸まわりの硬さ(巻き肩)
背中だけでなく、胸郭が固まることで肩が前に巻き、肩甲骨が動きにくくなります。
③ 肩甲骨の上下回旋の低下
肩甲骨が滑らかに回らなくなると肩の重さ・だるさが悪化。
◆ 肩甲帯の解き方(整体の考え方を応用)
① 肩をすくめて落とす「リセット動作」
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思いっきり肩をすくめる
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ストンと力を抜いて落とす
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5〜10回
僧帽筋のリセットに効果的。
② 胸郭ストレッチで肩の巻きを解除
・胸を軽く張る
・腕を後ろに広げる
・深呼吸をゆっくり5回
胸郭がゆるむと肩甲骨が動き出します。
③ 肩甲骨の前後スライド
・肩甲骨を前へ→後ろへ
・ゆっくり10回繰り返す
固まった肩甲帯の再起動に最適。
◆ 肩甲帯が柔らかくなると…
・肩こりが軽くなる
・首の緊張が抜ける
・呼吸が深くなる
・血流が改善して手が温かくなる
冬特有の肩こり負債を溜めないためには、早めのケアがカギ。
◆ まとめ
冬前は肩こりが最も増える季節。
肩甲帯を固める要因を知り、動かせる状態を作っておくことで、冬のつらさを大きく減らせます。
気になる方は早めのケアがおすすめです。

