実は、腱鞘炎は女性にも多い手の悩みのひとつです。
スマホやPC作業はもちろん、子育てや料理、家事など――私たちの生活の中には「手を酷使する動作」が思いのほか多く含まれています。
もちろん男性にもよく見られる症状ですが、近年は特に女性の相談が増えています。
「親指の付け根が痛い」「手首を動かすとズキッとする」など、放っておくと日常生活に支障が出てしまうケースも少なくありません。
腱鞘炎の一般的な原因=「使いすぎ」
腱鞘炎と聞くと、多くの方が「手を使いすぎたから起こるもの」と考えます。
確かに、長時間のスマホ操作やPC作業、繰り返しの子育て動作など、手首や指に負担をかけ続ければ炎症が起こりやすくなります。
本当の原因は「手のひらの筋肉のパワー不足」
しかし実は、それ以上に大きな問題となるのが**「手の使い方」**です。
本来は「手のひらの筋肉(虫様筋)」がしっかり働くことで、指や手首の負担を分散してくれます。
ところが、この筋肉がうまく働かないと、指先や手首に頼りっぱなしとなり、その「頑張りすぎ」が炎症や痛みにつながってしまうのです。
休ませるだけでは不十分
湿布や安静、サポーターで一時的に楽になる方もいます。
ですが、手のひらの筋肉が働かないままでは再発を繰り返しやすく、「治ったつもりでもまた痛くなる」方が後を絶ちません。
整体でできること
整体では、虫様筋を含む手のひらの筋肉がスムーズに働くよう調整します。
その結果、手首や指が「頑張りすぎなくても良い状態」をつくることができ、痛みの軽減だけでなく、再発しにくい手の使い方へ導くことが可能です。
まとめ
腱鞘炎は「手の使いすぎ」だけでなく、手のひらの筋肉が働かず、指や手首に負担が集中してしまうことが根本原因になるケースもあります。
だからこそ、安静や湿布だけでは再発を繰り返しやすいのです。
腱鞘炎の痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

