「エラが張っている=骨格のせい」と思っていませんか?
実は、エラの張りは骨格・筋肉・むくみの3つの要素が関係しています。
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骨格性:生まれつき下顎角(エラの骨部分)が発達している
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筋肉性:咬筋(こうきん)が硬く発達している
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むくみ性:フェイスラインに水分や老廃物が溜まって膨らむ
この中でも見落とされがちなのが「むくみ」。特に、朝起きたときに顔がパンパンになる人や、体重が増減すると顔の大きさが変わる人は、むくみの影響を受けやすいタイプです。
目次
むくみでフェイスラインが四角くなる理由
むくみとは、皮下組織に水分が過剰にたまった状態のこと。
リンパの流れが悪くなると、老廃物や水分が顎周りに溜まり、フェイスラインが横に広がったように見えます。
特に、顎の下やエラの周辺にはリンパ節が集中しており、ここが詰まると下顔面が膨張。
結果として、「骨格が張っている」ような錯覚を起こします。
むくみがエラ張りを悪化させるメカニズム
リンパの滞りと水分貯留
リンパ液は血液のようにポンプがないため、筋肉の動きや姿勢によって流れています。
しかし、デスクワークや長時間の同じ姿勢で首や顎周りの筋肉が硬くなると、リンパの流れが滞りやすくなります。
また、塩分の摂りすぎや水分不足も水分の偏在を引き起こし、むくみを強める要因になります。
噛みしめ・歯ぎしりで起こる局所むくみ
ストレスや食いしばりのクセがある人は、咬筋(エラの筋肉)が硬くなります。
筋肉が硬直すると、その周囲の血流やリンパ流も悪くなり、結果としてエラ周辺の局所むくみを引き起こします。
むくみが原因かどうかを見極めるチェック方法
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朝と夜で顔の形が変わる
朝はパンパン、夜はスッキリしている → むくみの可能性大。 -
押すと戻る“ふくらみ”がある
顎下や頬を軽く押して、数秒後にじわっと戻る感覚 → 水分が多い証拠。 -
むくみやすい生活習慣がある
塩分多めの食事、睡眠不足、長時間のスマホやPC → むくみリスク高。
むくみ由来のエラ張りを解消するセルフケア
① 耳下腺・顎下リンパを流すマッサージ
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両手を耳の下に当て、首筋をなで下ろすように鎖骨まで流す(10回)。
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次に、顎の下を親指で軽く押しながら耳下から顎先まで流す(10回)。
ポイント:強く押さず、皮膚を軽く動かすイメージで。
② 舌ストレッチで咬筋の緊張を緩める
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舌先を上あごに押し付け、10秒キープ(5回)。
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次に、舌を左右の頬に強く押し当て、10秒ずつキープ。
これで顎周りの筋肉が緩み、リンパも流れやすくなります。
③ 塩分・水分バランスの改善
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**カリウムを多く含む食品(バナナ・ほうれん草・アボカド)**を意識。
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水分は一度に大量でなく、こまめに。
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塩分過多になりがちな加工食品は控える。
④ 寝る前のNG習慣をやめる
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スマホを長時間見る → 首が前に出てリンパ詰まりやすい。
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アルコールや夜食 → 水分代謝が乱れる。
むくみエラを予防するための生活習慣
デスクワーク時の姿勢と顎の力み
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パソコン画面は目線の高さに。
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無意識の食いしばりをチェック → 口を軽く開ける時間を作る。
カリウム摂取と水分コントロール
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カリウムでナトリウムを排出し、むくみを防ぐ。
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冷たい水を一気飲みせず、常温でこまめに補給。
まとめ:むくみを制すればエラは目立たなくなる!
骨格が原因と思って諦めていたエラ張り、実は「むくみ」かもしれません。
リンパの流れを整え、生活習慣を改善すれば、フェイスラインは大きく変わります。
今日からできるケアで、スッキリ小顔を目指しましょう!
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