「夜中に突然ふくらはぎがつって目が覚めた…」
「運動中に足がつって動けなくなった…」
夏になるとこういった“足のつり”を訴える人が増えます。原因はひとつではなく、主に以下の3つが重なって起きることが多いです。
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発汗による脱水
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汗とともに失われるミネラル(特にマグネシウムやカリウム)不足
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高温環境での筋肉疲労の蓄積
しかし、実はもうひとつ、見逃されがちな重要な原因があります。それが—— 骨盤のゆがみ です。
目次
- 足がつるのは“骨盤の歪み”と“ミネラルバランス”の崩れが原因かも?
- 骨盤のゆがみが筋肉のアンバランスと循環不良を引き起こすワケ
- ミネラル(特にマグネシウム・カリウム)不足が神経伝達を乱す!
- 骨盤が歪むとふくらはぎ・足裏にどんな負担が?つる人の姿勢に共通点
- あなたはどのタイプ?歪み別・足がつりやすい人の骨盤セルフチェック
- 今すぐ試せる!骨盤の歪みを整えて足のつりを予防するエクササイズ3選
- ① ワイドスクワットで骨盤の安定化
- ② ヒップリフト(骨盤後傾修正)
- ③ 足指グーパー体操+ふくらはぎストレッチ
- 食事でも予防!ミネラル補給におすすめの夏の食材と摂り方
- 特に補いたいミネラル:
- つらない体づくりは、“骨盤の安定”と“栄養バランス”がセットで大切!
- セルフケアに限界を感じたら?整体で根本から整える選択肢も
足がつるのは“骨盤の歪み”と“ミネラルバランス”の崩れが原因かも?
足がつるのは筋肉が異常に収縮してしまうことによって起こります。
これは、神経の伝達異常や血流不足、筋肉への負担の偏りが関与しています。
実はこの状態を引き起こすのが、「骨盤のゆがみ」と「ミネラルの不足」のセット。
たとえば、骨盤が前傾・後傾、あるいは左右に歪んでいると、
重心のバランスが崩れてふくらはぎや足裏の筋肉に過剰な緊張や疲労が起きやすくなります。
そこに、汗で流れてしまったマグネシウムやカリウムが不足すると、神経の電気信号のやり取りがうまくいかず、ちょっとした動きで“つる”というトラブルが起こりやすくなるのです。
骨盤のゆがみが筋肉のアンバランスと循環不良を引き起こすワケ
骨盤が歪むと、左右の脚の長さや筋肉の使い方に偏りが出ます。たとえば、骨盤が右に傾いていると、左足に荷重が集中し、筋肉が疲れやすくなります。
また、骨盤の歪みは太ももやふくらはぎの筋膜の緊張パターンを変化させ、血流やリンパの流れを妨げます。
その結果、筋肉に必要な栄養素(ミネラル含む)が届きにくくなり、老廃物も溜まりやすくなるため、つりやすい足になってしまうのです。
ミネラル(特にマグネシウム・カリウム)不足が神経伝達を乱す!
筋肉の収縮と弛緩をコントロールしているのは、神経からの電気信号です。この神経伝達に不可欠なのが**マグネシウム・カリウム・カルシウム・ナトリウムなどの電解質(イオン)**です。
特に以下の働きが重要です:
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マグネシウム:筋肉の緊張を緩める(弛緩)作用
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カリウム:神経信号の伝達と水分バランスの調整
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カルシウム:筋収縮のトリガー(カルシウムが多すぎると過収縮)
これらが不足すると、筋肉が異常に収縮しやすくなり、けいれんやつりが起こるのです。
とくに夏は大量の汗とともにミネラルも排出されやすいため、意識的な補給が不可欠です。
骨盤が歪むとふくらはぎ・足裏にどんな負担が?つる人の姿勢に共通点
こんな姿勢、思い当たりませんか?
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猫背+反り腰
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片脚重心で立つクセがある
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椅子に座ると足を組むクセがある
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前かがみでスマホを長時間見ている
これらはすべて骨盤をゆがめる原因になります。
歪んだ骨盤により、ふくらはぎの筋肉が不自然に引き伸ばされたまま緊張状態になっていることが多いのです。
この状態でミネラルが不足すると、もう一気に“つりやすい脚”の完成です。
あなたはどのタイプ?歪み別・足がつりやすい人の骨盤セルフチェック
以下にチェックリストをご紹介します。2つ以上当てはまる方は、歪みの可能性が高いです。
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□ 長時間立っていると、片足に重心をかけたくなる
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□ よく足を組む癖がある
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□ 左右の靴底の減り方が違う
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□ スカートがよく回ってしまう
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□ 仰向けで寝ると腰が浮く感じがある
該当する場合、骨盤の歪みによる筋バランスの乱れが、足のつりの一因になっているかもしれません。
今すぐ試せる!骨盤の歪みを整えて足のつりを予防するエクササイズ3選
① ワイドスクワットで骨盤の安定化
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足を肩幅より広く開き、つま先をやや外に
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骨盤を真下に落とすようにゆっくり10回
→内転筋と中殿筋を同時に鍛えて左右のバランスを整えます
② ヒップリフト(骨盤後傾修正)
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仰向けに寝て膝を立て、お尻をゆっくり上げ下げ10回
→骨盤の後傾と腹圧コントロールが身につきます
③ 足指グーパー体操+ふくらはぎストレッチ
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足指をギュッと握ってパッと開く×10回
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その後、つま先をタオルに引っかけて足首を反らせて30秒キープ
→足底筋・下腿三頭筋の循環改善に◎
食事でも予防!ミネラル補給におすすめの夏の食材と摂り方
特に補いたいミネラル:
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マグネシウム:海藻類(ひじき、わかめ)、アーモンド、玄米
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カリウム:バナナ、アボカド、きゅうり、すいか
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カルシウム:小魚、ごま、豆腐、ヨーグルト
冷たいものばかりで食事が偏る夏。水分補給だけでなく“ミネラル補給”も意識しましょう。スポーツドリンクも選び方次第では効果的です。
つらない体づくりは、“骨盤の安定”と“栄養バランス”がセットで大切!
足がつるのは、単なるミネラル不足だけでなく、日々の姿勢や骨格のゆがみ、運動不足、食生活などの複合的な影響で起こります。
つまり「骨から整え、内から補う」ことが、夏の足つり予防には最も効果的なのです。
セルフケアに限界を感じたら?整体で根本から整える選択肢も
「エクササイズや食事に気をつけていても、やっぱり足がつってしまう…」
そんなときは、骨盤や足のバランスを専門的にチェック・調整してくれる整体に相談するのもひとつの手です。
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骨盤のねじれや左右のズレの調整
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足首・股関節・背骨との連動の最適化
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姿勢改善と再発予防のセルフケア指導
夏を快適に乗り切るためにも、体の土台である“骨盤”と“栄養”にもう一度目を向けてみませんか?
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