最近「なんとなくだるい」「朝起きるのがつらい」と感じていませんか?
夏の終わりから秋にかけて、こうした“原因のわからない不調”を訴える方が増えてきます。
この記事では、整体師の視点から秋に起こりやすい不調の特徴や、セルフケア方法、そして来院のタイミングについてお話しします。
目次
なぜ秋に不調が起きやすいのか?
秋は「自律神経」が乱れやすい季節です。
その理由は、以下のような環境変化が重なるからです。
- 朝晩の気温差が激しい
- 台風や気圧の変化が起きやすい
- 夏の疲れが残ったまま仕事や学校が再開する
こうした外的な変化に体がうまく対応できないと、知らず知らずのうちに不調が出てきます。
秋に多い“なんとなく不調”のサイン
次のような症状が2つ以上あてはまる方は、自律神経の乱れが疑われます。
- 朝の目覚めが悪い
- 頭が重い・ボーっとする
- 日中眠くて集中できない
- 肩こり・首こりがつらい
- お腹の調子が安定しない
- 気分が落ち込みやすい・イライラする
これらは“気のせい”ではなく、体からのサインです。
無理に動き続けると、症状が慢性化してしまうことも。
整体師が勧める「秋のセルフケア」
まずは、自宅でできる簡単なケアから始めてみましょう。
① 朝は深呼吸&軽いストレッチを
寝起きの体は、思っている以上に硬くなっています。
朝の3分間だけでもいいので、背伸び・胸を開くようなストレッチをして、呼吸を深めましょう。
② 冷え対策は「朝と寝る前」に
早朝の冷え込みで、自律神経がびっくりすることも。
靴下・腹巻き・軽いブランケットなどで、冷えから体を守ってあげてください。
③ 湯船に15分、しっかり浸かる
38〜40℃のお湯に15分。
この“ぬるめのお風呂”が、副交感神経のスイッチを入れてくれます。
④ 食事は温かいものを意識
冷たい飲み物・サラダばかりでは、内臓も冷えてしまいます。
具だくさんの味噌汁や、根菜たっぷりの煮物などがオススメです。
整体に相談すべきタイミングは?
セルフケアで変化があれば良いのですが、次のような場合は「体の調整」が必要かもしれません。
- 不調が2週間以上続いている
- 朝の目覚めが毎日つらい
- 肩こり・頭痛が悪化している
- 自分ではコントロールできない不安や焦燥感がある
整体では、骨格・筋膜・内臓・頭蓋などにアプローチし、緊張と興奮を落ち着かせていきます。
あなたの「休もうとしても休めない体」を、そっと休ませてあげることができます。
まとめ|気づいた今が、体を整えるチャンス
秋の不調は「自分でも気づきにくい」ものが多いですが、体の声に耳を傾けることで、改善の一歩が踏み出せます。
「なんとなくしんどい…」
そんな時は、無理せず、頼ってください。
まずはセルフケアから、それでも変わらないときは整体の出番です。

