ストレッチしてもすぐ戻る。
マッサージしても効果が続かない。
毎日ケアしているのにガチガチのまま…。
そんな“筋肉が硬いままの人”には、ある共通点があります。
それが「体内ミネラルの不足」という見えにくい原因です。
筋肉そのものを揉みほぐしても、体の内側のバランスが崩れていれば、根本から解決するのは難しいのです。
目次
ミネラルは“筋肉を緩めるための潤滑油”
筋肉は、収縮と弛緩を繰り返して動いています。
この働きをスムーズに行うためには、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの電解質(=ミネラル)が不可欠です。
特に重要なのは「マグネシウム」
マグネシウムは、筋肉を「ゆるめる」働きを担う重要なミネラルです。
これが不足すると、筋肉が縮んだまま弛緩せず、張りや硬さが残る状態に。
つまり、いくら外からマッサージしても、体内のマグネシウムが足りていなければ、筋肉は根本から緩みにくいのです。
脱水とミネラル不足はセットで起こる
人は日常の中で、常に水分とミネラルを失っています。
呼吸、発汗、排尿などを通して、少しずつ体内の電解質が減っていくのです。
水だけでは足りない理由
ここで注意したいのが、「水だけをたくさん飲めば大丈夫」という誤解。
実は、水だけを大量に飲むと、かえって体内のミネラル濃度が薄まり、バランスが崩れてしまいます。
これが進行すると「水中毒(低ナトリウム血症)」という状態に。
つまり、大切なのは「水とミネラルの両方を補うこと」なのです。
糖分・コーヒー・お茶は“ミネラル泥棒”?
実は日常的に摂っている食品や飲み物が、知らず知らずのうちにミネラル不足を招いていることがあります。
糖分の摂りすぎに要注意
甘いものを食べると、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。
このインスリンの働きを助けるために、マグネシウムや亜鉛などのミネラルが大量に消費されます。
つまり、「糖分の代謝=ミネラルの消耗」なのです。
甘いものをよく食べる人ほど、ミネラル不足になりやすくなります。
コーヒー・緑茶・紅茶の落とし穴
カフェインには強い利尿作用があります。
トイレが近くなると感じるのはこのためですが、問題はそのときにナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルも一緒に流れ出ていることです。
さらに、緑茶やほうじ茶も意外とカフェイン量が多めです。
健康のためにと思って飲んでいたものが、実は「ミネラル泥棒」になっていることもあります。
ミネラル不足で起こる“筋肉トラブル”一覧
ミネラルが不足すると、体のさまざまなところに不調が現れます。
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慢性的な肩こりや首こり
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背中やふくらはぎの張りが取れない
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寝ているときの足のつり(こむら返り)
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スポーツ中の筋肉のけいれんやつり
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筋トレしても柔軟性が改善しない
これらはすべて、ミネラル不足が関与している可能性があります。
それでも甘い物やカフェインをやめられない人へ
「わかっているけど、やめられない」
「コーヒーがないと頭が働かない」
「甘いものはご褒美だから減らしたくない」
そう思う方も多いでしょう。
我慢ばかりが健康ではありません。
だからこそ、そんな方にこそ大切なのが「定期的な体のリセット」です。
無理にやめる必要はありません。
その代わり、ミネラル不足や血流の滞りを補う“外からのケア”を取り入れましょう。
「内側からの不調」には、整体という選択肢を
整体というと「骨のゆがみを整える場所」というイメージがあるかもしれません。
しかし実際には、整体では筋肉だけでなく、血流やリンパ、自律神経や内臓疲労など“体の内側”にもアプローチしていきます。
筋肉が緩みにくい原因が、内臓疲労や神経のアンバランスにあることも少なくありません。
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ミネラル不足
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水分不足
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自律神経の乱れ
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血流の滞り
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内臓の機能低下
こういった「内側の不調」も、整体では視野に入れて対応しています。
まとめ:ほぐれない筋肉には、“内側からのケア”を
筋肉が硬いのは、ただのコリや疲れではないかもしれません。
水分とミネラルの不足。
糖分やカフェインの摂りすぎ。
日々の習慣が、じわじわと筋肉を固めてしまうのです。
「何をしても筋肉が柔らかくならない」
「マッサージしてもすぐ元に戻ってしまう」
そんなときは、体の中から整える必要があります。
まずはできる範囲で生活を見直すこと。
そして、疲れが溜まった体を定期的にリセットすること。
整体は、あなたの体に溜まった“目に見えない疲れ”を整える場所です。
筋肉が本来のやわらかさを取り戻せるよう、ぜひ一度ご相談ください。
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