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足底腱膜炎の原因が“足じゃなかった”ケースとは?
朝の一歩目が痛い、立ち仕事がつらい――
そんな症状に悩まされていませんか?
「踵がズキッと痛む」「足の裏に違和感がある」
その症状、足底腱膜炎と呼ばれるものかもしれません。
ところが最近、「足だけ治しても改善しない」ケースが増えています。
実は、膝や骨盤に原因がある人も多いのです。
実際のケース:足底の痛みがなかなか治らなかった男性
当院に来られた34歳の男性。
仕事柄、立ちっぱなしになることが多く、右の踵に強い痛みを感じていました。
病院では「足底腱膜炎」と診断され、踵の骨にトゲ(踵骨棘)も見つかったとのこと。
しかし検査を進めていくと、原因は足の使いすぎだけではないことが見えてきました。
足だけじゃない、全身から見えた“本当の原因”
触診と動作検査で以下のような特徴が見つかりました:
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O脚傾向で、外側荷重になりやすい脚の構造
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股関節や骨盤の硬さによる負荷の集中
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ふくらはぎや足の腱の緊張
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右膝と仙腸関節の可動制限
つまり、「足の痛み」は全身の歪みや使い方の結果として出ていたのです。
もし足だけを施術していても、根本の負荷は変わらないため、再発リスクも高いままです。
こういう人は要注意かもしれません
以下のような特徴がある方は、足に負担が集中しやすい傾向があります:
✅ O脚ぎみだと人から言われる
✅ 靴底の減り方が左右で違う
✅ 足指で地面をつかむ感覚が少ない
✅ ヒールや革靴などで足が締め付けられている
足底腱膜炎は「歩き方・姿勢・関節の使い方」すべてが関係しています。
だからこそ、局所だけでなく全身をみて整えることが大切なのです。
足裏の痛み、ひとりで悩まずにご相談ください
当院では、足底だけでなく膝や骨盤・股関節などの動きも丁寧に評価します。
そのうえで、「根本的な負担の偏り」を整えていきます。
✔︎ 何度も再発している
✔︎ 治療を続けているのに改善しない
✔︎ インソールやマッサージでも変わらない
そんなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。

