慢性腰痛に潜む“思い込み”の正体

慢性腰痛に潜む“思い込み”の正体

「腰が痛くて病院に行ったけど、“異常なし”と言われたんです。」 施術中、こうした言葉を聞くことが少なくありません。 でも、その痛みは今も確かにある。 レントゲンでは異常がないのに、なぜ腰は痛み続けるのか。 もしかするとそこには、「ある思い込み」が隠れているかもしれません。 

腰痛=腰の問題、ではない? 慢性腰痛の多くは、実は“腰そのもの”に原因がないことがあります。 たとえば── – 股関節の動きの悪さ – 骨盤や足部の不安定性 – 呼吸の浅さや姿勢の崩れ – 内臓や自律神経の不調 こうした“腰以外”の要素が、結果として腰に負担をかけているケースが少なくありません。 「腰が痛い=腰を揉めばいい」というのは、実は“思い込み”なのです。 

 

思い込みが回復を遠ざける理由 痛みは、構造的な異常だけでなく「脳の認知」と深く関わっています。 レントゲンで異常がなくても、「痛い」と感じる。 これは脳が「ここが危険だ」と判断し続けているからです。 つまり、「腰が悪いはず」という思い込みが、回復のブレーキになってしまうこともあるのです。 

 

実際の施術では… 当院では腰をただ揉むことはしません。 問診・検査・触診を通じて、 股関節や足部、内臓の動きや呼吸の質まで確認します。 「腰の痛みと思っていたけれど、実は“他の部分”の動きや使い方が原因だった」 そうしたケースで、症状が大きく変わることも多々あります。 

本当に“腰”が悪いのでしょうか? もし「慢性的な腰痛で悩んでいるけど、何をしても変わらなかった」という方がいたら── それは、痛みそのものではなく、「痛みのとらえ方」を見直す時期かもしれません。 「腰を治す」だけでなく、体全体を観察し、整える。 それが慢性症状に必要な視点です。 

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