八王子って、本当に坂が多い。
駅前の通勤ラッシュ。スーツで登る急な傾斜。いつもの風景のはずなのに、
ふとした瞬間、腰に“ズシッ”と鈍い痛みを感じたことはありませんか?
疲れじゃない。腰は「静かに壊れている」
「立ちっぱなしだったからかな」
「運動不足のせいかも」
そうやって見過ごされる腰の違和感。
でも、それは“疲労”じゃなく、“危険信号”の可能性もあるんです。
特に、八王子のような坂の多い街では、
歩行時に下半身の重心がズレやすく、骨盤〜腰椎に偏ったストレスが溜まりやすい。
繰り返される不自然な荷重は、腰を少しずつ破壊していきます。
あなたの腰、どれくらい歪んでる?【セルフチェック】
鏡の前に立って、以下を試してみてください。
✅ 腰痛セルフチェック【30秒】
- 足を肩幅に開いて、まっすぐ立つ
- 両手を腰に当てて、そのまま後ろに反らす
- 左右で「痛み方・つっぱり方」が違う
- 反らしたときに「片側だけ腰が詰まる」「片側だけ反りにくい」
→ いずれかに当てはまれば、重心のズレによる腰部過負荷が始まっています。
こうした腰のアンバランスは、
最終的に「ぎっくり腰」や「慢性腰痛」を引き起こす土台になり得ます。
特に、足関節・股関節の不具合から腰に負担がくる人が非常に多い。
坂道の上り下りで、足首や骨盤の微細な歪みが出続けて、
それが腰に反映されているのです。
腰を守るには、まず“下”を整える
整体では、いきなり腰だけを揉んだりしません。
根本的に重要なのは、股関節の可動性、足部のアライメント、殿筋の筋反射。
実際、当院に来られる方も「腰の痛み」で来院して、
触るのは足首、股関節、場合によっては肩甲帯から調整していくこともあります。
すると、腰は触れずともフッと緩む。それが“連鎖”の力です。
放っておくのはNG。症状は積み重なっていく
「いつも通り」で坂を登るのが辛くなってきたら、
それはあなたの身体が、もう限界が近いと訴えているサイン。
腰痛は一度こじらせると長引きます。
セルフチェックで引っかかった方、いつもと違う違和感がある方、
早めのケアが、未来の“ぎっくり腰”を防ぐ一番の近道です。

