股関節痛は放置しておくと危険?!症状、原因、リハビリ体操をご紹介

股関節痛は放置しておくと危険?!症状、原因、リハビリ体操をご紹介
  • 歩行時に痛みが走る
  • 階段の昇り降りが辛い
  • 座った状態から立ち上がるときに股関節に違和感を感じる
  • 足を内側や外側に回すと痛みが生じる

これらの症状がある場合、早めの対応が重要です。放置すると症状が悪化し、日常生活に大きな影響を与えることがあります。この記事では、股関節痛の症状、原因、リハビリ体操をご紹介しています。気になる方はご参考にされて下さいね。

股関節痛の代表的な種類

股関節痛には、以下のような代表的な種類があります。

変形性股関節症

関節の軟骨がすり減り、骨同士がこすれ合うことで痛みが発生します。中高年層に多く見られます。

股関節炎

関節内で炎症が起こり、腫れや痛みが生じます。若い方でもスポーツやケガが原因で発症することがあります。

坐骨神経痛

腰から足にかけて伸びる神経が圧迫されることで、股関節や太ももに痛みが出ることがあります。

それぞれの股関節症の発症原因

股関節痛の発症原因は多岐にわたりますが、代表的なものを挙げると以下の通りです。

加齢

年齢を重ねることで、関節の軟骨が劣化しやすくなります。

運動不足

股関節周りの筋肉が弱まると、関節に負担がかかりやすくなります。

姿勢の悪さ

悪い姿勢や偏った体重のかけ方が、股関節に不必要な負担を与えることがあります。

ケガやスポーツ

激しいスポーツや突然のケガが原因で、股関節に炎症や損傷を引き起こすことがあります。

簡単なリハビリ体操

股関節痛を予防・改善するためには、股関節周りの筋肉を強化することが重要です。以下の簡単なリハビリ体操を日常に取り入れてみましょう。

ヒップリフト

仰向けに寝て膝を立て、足を肩幅に開きます。お尻をゆっくり持ち上げ、肩から膝までが一直線になるように意識しましょう。そのまま3秒間キープし、ゆっくりと元に戻します。これを10回ほど繰り返しましょう。股関節周りの筋肉を鍛えることができます。

ストレッチ

座った状態で足を伸ばし、片方の膝を曲げてもう一方の足の外側に置きます。背筋を伸ばした状態で、曲げた膝の反対側に身体をゆっくりひねりましょう。これにより股関節周りの筋肉が柔らかくなり、痛みの軽減に繋がります。

一般的な治療方法

股関節痛の治療には、以下のような一般的な方法があります。

薬物療法

炎症を抑えるための薬や痛みを和らげる薬が処方されることがあります。

物理療法

電気刺激や超音波を使って痛みを緩和する治療が行われます。

手術

重度の変形性股関節症や関節の損傷が深刻な場合、手術が行われることもあります。

当院は根本治療を目指します

当院では、股関節痛に対して徒手療法を用いた治療を行っています。徒手療法とは、手技を用いて筋肉や関節の状態を調整する治療法です。当院では、全身のバランスを見ながら股関節の痛みの原因を徹底的に追求し、根本からの改善を目指しています。

例えば、股関節の痛みが直接の原因でない場合もあります。姿勢の悪さや腰椎の異常が影響していることも多いため、当院では股関節のみならず全身をくまなくチェックし、総合的な治療を行います。

まとめ

股関節痛は放置すると日常生活に支障をきたす可能性があるため、早めの対応が重要です。症状が軽いうちにリハビリ体操を行ったり、適切な治療を受けることで、改善や予防が期待できます。当院では徒手療法を用いて、原因をしっかりと特定し、根本からの治療を行いますので、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。