「突き指をしたけど、腫れがひかない」「痛みが長引いて、動かすと違和感がある」など、日常生活やスポーツ中の突き指による不調でお悩みの方は多いです。突き指は軽度なケガのように見えるものの、放置すると痛みや関節の動きに制限が残ることがあります。突き指の原因や治療法、そして当院でのアプローチについてご紹介します。
突き指の発症原因
突き指は、指先に強い力がかかり関節や周囲の組織が損傷することで発生します。転倒やスポーツ時の突き指は、関節に過度な圧力が加わりやすいため、注意が必要です。また、物を掴む動作中に指が思わぬ方向に曲がることで、靱帯や筋膜にも負担がかかります。
突き指の種類
突き指には、以下のような種類があります:
- 軽度の突き指:関節が腫れ、軽い痛みがある状態。
- 靭帯損傷:指の靭帯が部分的に断裂したり、過度に伸ばされた状態で、関節の不安定感が見られることが多いです。
- 骨折や脱臼:強い衝撃が指にかかることで、骨が折れたり関節が外れる状態です。これらの場合、すぐに適切な治療が必要です。
突き指を放置すると起こること
突き指を放置すると、関節や周辺組織に負担がかかり、以下のような症状が出ることがあります。
- 慢性的な痛み:突き指による腫れや炎症が長引くと、痛みが慢性化する可能性があります。
- 関節の硬直:適切に治療されない場合、指の動きが制限され、関節が硬くなることがあります。
- 変形:靭帯や関節に負担がかかり続けると、関節が変形する可能性があります。
突き指の一般的な治療法
突き指は、症状に応じて以下のような治療が行われます。
- 冷却と圧迫:急性期には、患部を冷やし、軽い圧迫を加えることで腫れを抑えることが重要です。
- 固定:症状の重さに応じて、サポーターやテーピングで指を固定し、過度な動きを防ぎます。
- リハビリ:腫れや痛みが和らいだら、リハビリで関節の柔軟性と筋力を回復させていきます。
突き指を改善する簡単なリハビリ
突き指の回復を促進するために、以下のような簡単なリハビリ運動がおすすめです。
- 指の曲げ伸ばし:ゆっくりと指を曲げたり伸ばしたりして、関節の柔軟性を回復させます。無理のない範囲で行うことが大切です。
- グーパー運動:指をグーに握り、パーに開く動作を繰り返すことで、指の血行を促進し、筋肉をほぐすことができます。
- ボールを使った握力運動:柔らかいボールを軽く握って指の筋力を鍛えます。負荷を感じない程度に行うことで、回復を促進します。
まとめ
当院は徒手療法で施術を行い、全身をくまなく検査して突き指の根本原因を探り、症状の改善を目指します。指のケガは放置すると関節の動きに影響を及ぼすことが多いため、早めの対応が重要です。突き指による痛みや違和感でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。