冬に急増!「足の冷え・しびれ」が悪化する3つの理由(八王子南口)

八王子は都心よりも少し気温が下がりやすく、特に南口エリア〜子安町・子安神社付近、京王八王子方面の谷地形は冬になると冷たい風が通り抜けます。

そのため、近隣にお住まいの方・通勤で南口を利用される方から、

  • 「冬だけ足がじんじん冷える」

  • 「しびれが強くなる」

  • 「朝の足が痛い・こわばる」

といった声が毎年多く寄せられます。

冷えやしびれは“ただの寒さ”だけで起きるものではなく、冬特有の身体の変化・姿勢・筋肉の反応が複合して悪化するケースがほとんどです。

今回は、八王子南口エリアの気候や生活環境の特徴もふまえ、

冬に「足の冷え・しびれ」が悪化する3つの理由を、できるだけ専門用語を使わずにわかりやすく解説します。

【理由①】寒さで血管がぎゅっと縮む → 血流が悪くなり「神経が過敏」になる

冬は気温が下がることで、身体は体温を守ろうとして**末梢の血管をギュッと縮める(収縮させる)**反応が起こります。

すると…

  • 足先の血流が減る

  • 酸素や栄養が届きにくくなる

  • 神経が“寒さに敏感”になる

  • じんじん・ビリビリ・冷え痛が強くなる

という流れになります。

特に八王子南口付近は、早朝・夜間に冷え込みが強く、駅から自宅・職場までの徒歩の時間が長い方ほど、足先が冷え切ってしまう傾向があります。

さらにしびれは血流だけではなく「神経そのものの緊張」でも悪化します。

寒い日は全身がこわばるため、筋肉の中を通る神経が圧迫されやすく、

  • 足裏のしびれ

  • 甲のしびれ

  • スネの痛み

  • ふくらはぎの張りから出るしびれ

に繋がりやすいのです。

※特に、足の甲のしびれは“靴で圧迫されている”と思われがちですが、冬は筋肉の固さによる神経圧迫で起きる例も非常に多いです。

【理由②】寒いと「すくむ姿勢」になり、首・肩・腰からの神経の流れが悪化する

冬の街中を歩くと、皆さん無意識に…

  • 肩をすくめる

  • 背中を丸める

  • 歩幅が小さくなる

  • 呼吸が浅くなる

という“防寒姿勢”になっています。

これは自然な反応ですが、問題はこの姿勢が神経の通り道を狭めるという点です。

●首〜肩の巻き込み姿勢

胸郭(胸まわり)が固まる →

腕や肩の筋肉がこわばる →

腕につながる神経(腕神経叢)に負担がかかる →

手だけでなく「足側の神経」も過敏に

●腰〜骨盤の丸まり

腰の筋肉(腸腰筋・腰方形筋など)が固くなる →

坐骨神経の通りが悪くなる →

ふくらはぎ〜足裏のしびれが出やすくなる

特にデスクワークが多い方は、

寒い × 長時間の座位 × 前傾の姿勢

がセットになって、しびれ・冷えが格段に悪化します。

八王子南口エリアは、

駅前にオフィス・学習塾・クリニックが多く、

日中のほとんどを室内座位で過ごす方が多いため、

「外は寒い → 室内では姿勢が悪い → 神経の流れが悪くなる」

という悪循環が起こりやすいのです。

【理由③】冬は筋肉が硬くなり、足首も動かない → “過回内”が強まり冷え・しびれが悪化

冬になると「筋肉・腱」が冷えて柔軟性を失います。

特に硬くなりやすいのは…

  • ふくらはぎ

  • 足首周囲

  • 足裏(足底腱膜)

  • すねの筋肉(前脛骨筋)

これらが硬くなると、歩くたびに**足が内側に倒れ込む「過回内」**が強くなります。

過回内が起きると…

  • 足裏のアーチが潰れる

  • 親指で地面を押せない

  • ふくらはぎが引っ張られ続ける

  • アキレス腱の緊張が取れない

  • 神経(脛骨神経)が引き伸ばされる

  • しびれが出やすい

冷え性の人が冬だけ、

「足首が固い」

「足裏が痛い」

「O脚がひどくなる」

と感じるのは、この過回内の増加が原因のことが多いです。

八王子南口付近は坂が多く(子安町方面、南新町方面)、

上り下りで足首に負担がかかり、冬は特に過回内が強まりやすい環境です。

■冬だけ悪化する人は「自律神経の乱れ」も関与している

冬は日照時間が短くなるため、

自律神経のバランスが乱れやすくなります。

  • 睡眠の質が落ちる

  • 体温調整がうまくいかない

  • 手足の血流調整が乱れる

  • 冷えが強まる

特に八王子は都心より夜が暗く、帰り道で身体が冷える人が多いため、冬季の自律神経疲労が両足の冷え・しびれを悪化させる要因になります。

■放置すると「慢性しびれ」へ移行する可能性も

冷えや軽いしびれは“そのうち治る”と思われがちですが、

冬の冷え・姿勢・筋肉のこわばりが続くと…

  • 神経の過敏化

  • 筋肉の慢性緊張

  • 足のアーチの崩れ

  • 血流低下のクセが固定化

これらが積み重なり、春になっても症状が残るケースが少なくありません。

■まとめ

八王子南口エリアで冬に「足の冷え・しびれ」が悪化する理由は、

  1. 寒さで血管が縮む → 血流低下・神経過敏

  2. 防寒姿勢で猫背・巻き肩 → 神経の通り道が狭くなる

  3. 筋肉の硬さ・足首の固さ → 過回内が強まり、神経を引き伸ばす

という三つが大きく関与しています。

日々のケアで改善できる部分も多く、

逆に冬のうちに対策することで、春以降のしびれ・足の痛みが劇的に減る方も多いです。

当院のご案内

当院は八王子駅から徒歩4分の整体院。通常のマッサージと違ってソフトな刺激も取り入れていますので安全に身体全体を整える事ができます。あらゆる身体の症状は身体の循環が悪くなって起こる事が大半です。身体を整える大切さを多くの患者さんに実感して頂きたいと思っております。症状の改善を考えている方はお気軽にお問合せください。

東京都八王子市子安町3-6-5 リブレ子安1階

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