
・夜中に突然、足のつま先や踵に痛みを感じる ・痛みで目が覚めてしまい、十分な睡眠が取れない
・痛みが続くことがあり、日常生活に支障をきたす
・朝になると痛みが軽減するが、再発を繰り返している
このような症状がある場合、何かしらの身体の問題が潜んでいる可能性があります。放置すると悪化することもあるため、原因を知り、適切な対処をすることが重要です。
目次
夜中に足のつま先や踵が痛くなる様々な発症原因をまとめて紹介
夜間に足の痛みが発生する原因には、以下のようなものがあります。
血行不良
長時間同じ姿勢でいることで血流が滞り、酸素や栄養が不足することで痛みが出ることがあります。
神経障害
糖尿病性神経障害や坐骨神経痛など、神経に影響がある場合、夜間に痛みが出ることがあります。
足底筋膜炎
踵の痛みの原因として代表的なものです。特に朝起きたときに痛みが強くなることが特徴ですが、夜間に痛むこともあります。
関節炎やリウマチ
関節に炎症が起こることで痛みが生じます。変形性関節症やリウマチの影響で足の指や踵に痛みが出ることもあります。
足の構造的な問題
扁平足や外反母趾など、足のアーチの異常がある場合、歩行時や夜間に負担がかかり痛みが出ることがあります。
ミネラル不足
カルシウムやマグネシウム、カリウムなどが不足すると筋肉がけいれんし、痛みを引き起こすことがあります。
夜中に起こる足のつま先や踵の痛みを放置すると起こる事
足の夜間痛を放置すると、以下のようなリスクがあります。
・痛みが慢性化し、日常生活に影響を及ぼす
・歩行バランスが崩れ、膝や腰など他の部位に負担がかかる
・血行不良が進行し、冷えやしびれなどの症状が悪化
・根本的な原因が悪化し、重篤な疾患に発展する可能性がある
足の夜間痛の一般的な治療法
病院での治療法として、以下のようなものがあります。
・鎮痛剤や抗炎症薬の処方
・理学療法(ストレッチやマッサージ)
・インソールや足底板の使用
・血行を促進するための温熱療法
足の夜間痛を改善するリハビリは存在する?
リハビリで改善できるケースもあります。例えば、
・ふくらはぎのストレッチ
・足底筋膜をほぐすマッサージ
・足のアーチを支えるためのエクササイズ
・血行を促進するための運動
これらを日常的に行うことで、痛みを軽減することが期待できます。
足の夜間痛は整体で治る?治る例と治らない例
整体では、筋肉や関節の調整を行うことで痛みの改善を目指します。
整体で治る可能性が高いケース ・筋肉の緊張や血行不良が原因の痛み ・足のアライメント(姿勢)の崩れが関係する痛み ・足底筋膜炎などの軽度の炎症による痛み
整体で改善が難しいケース ・重度の神経障害が関与している場合 ・骨の変形が進行している場合 ・リウマチや糖尿病性神経障害など、病理的な要因が強い場合
足の夜間痛で病院に行くとしたら何科がよい?
症状によって受診する診療科が異なります。
・整形外科:足底筋膜炎や関節の問題が疑われる場合
・神経内科:神経障害の可能性がある場合 ・内科:糖尿病やミネラル不足が疑われる場合
足の夜間痛で効く薬はある?
一般的に以下の薬が処方されることがあります。
・鎮痛剤(ロキソニン、イブプロフェンなど) ・筋弛緩薬(芍薬甘草湯など) ・神経痛に対する薬(プレガバリンなど) ・ミネラル補充剤(マグネシウムやカルシウム)
ただし、薬は一時的な対処法であり、根本的な改善には生活習慣の見直しや適切なケアが必要です。
まとめ:
足の夜間痛の原因はさまざまですが、筋肉の緊張や関節の歪み、血行不良が関係している場合、整体による徒手療法が効果的です。
当院では、
・全身のバランスをチェックし、痛みの根本原因を特定 ・筋肉や関節の調整を行い、足にかかる負担を軽減 ・血行を促進し、痛みの改善を目指す施術
を行っています。もし夜間の足の痛みに悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。