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「朝一歩目が激痛」「長く歩けない」…それ、足底筋膜炎かも?
足の裏がズキッと痛む。特に朝起きて一歩目や、仕事帰りの靴を脱いだ瞬間、かかと周辺に鋭い痛みを感じたことはありませんか?
それは足底筋膜炎のサインかもしれません。
足底筋膜炎は、長時間の立ち仕事、ヒールやクッション性の低い靴、偏った歩き方などが原因で足裏の筋膜に炎症が起こる症状です。
実は、日本の20代~50代の約10人に1人がこの症状に悩んでいるとも言われています。
今回は、足改善センターの整体師が日常で実践できる「足底筋膜炎を悪化させないための3つの習慣」をご紹介します。
習慣① 姿勢改善で足裏の負担を分散させる
足底筋膜炎の原因のひとつが「体の重心バランスの崩れ」。
猫背や反り腰、骨盤のゆがみなどによって体重が足裏の一部に集中してしまい、結果として足底に負担がかかります。
🔽 姿勢改善のポイント
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椅子に座るときは、骨盤を立てて背筋を伸ばす
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立つときは、かかと・親指・小指の3点で体を支える
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壁に背中をつけて立ち、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとが自然に壁につくか確認する
このような正しい姿勢の習慣を意識するだけで、足底へのストレスを軽減できます。
習慣② 足に合った靴を選ぶ
ヒールやパンプス、ぺたんこ靴、スリッパ…。
足底筋膜炎の方が間違った靴を履いてしまうと、痛みが悪化しやすくなります。
👟 靴選びのチェックポイント
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アーチサポート(足の土踏まずを支える機能)があるか
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クッション性が高いインソールを使っているか
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かかと部分がしっかりしていて、グラグラしないか
特に外反母趾やO脚の方は、足のアライメント(骨の配列)を補正するインソールの活用もおすすめです。
習慣③ 毎日のセルフケアを習慣にする
痛みが出ているときに無理な運動はNGですが、足裏を柔らかく保つことは非常に大切です。
🦶おすすめセルフケア
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ゴルフボールで足裏をコロコロ転がす(1日5分程度)
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ふくらはぎ〜アキレス腱をストレッチする
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つま先立ち→かかと落としの簡単エクササイズ(10回×2セット)
これらのセルフケアは、むくみや巻き爪の予防にもつながります。
よくある質問(FAQ)
Q. 足底筋膜炎は放っておいても治る?
A. 軽度の場合は数週間で改善することもありますが、原因を放置していると再発を繰り返す傾向があります。根本からの姿勢改善や整体によるケアが重要です。
Q. 整体で本当に足底筋膜炎は改善しますか?
A. はい。骨盤王国および足改善センターでは、足の骨格調整・骨盤矯正・歩行指導を組み合わせたアプローチで、多くの方が症状を軽減・改善されています。
足底筋膜炎は「今の習慣」で良くも悪くもなる
足の痛みは「年齢のせい」や「疲れの一時的なもの」と見過ごされがちですが、放置すると慢性化するリスクもあります。
整体による根本改善と、日常生活での正しい習慣づくりを組み合わせることで、痛みのない快適な歩行を取り戻すことができます。