放っておくと危険!足裏の痛みから分かる“足底筋膜炎”と“リウマチ”の違い

放っておくと危険!足裏の痛みから分かる“足底筋膜炎”と“リウマチ”の違い

朝起きたとき、「足の裏がズキッと痛む」ことはありませんか?

歩き始めがつらい、長時間立っていると足裏がジンジン痛む……。そんな症状を感じたとき、多くの方が「足底筋膜炎かも?」と考えるかもしれません。

しかし、実はそれが別の病気のサインだったというケースも少なくありません。特に注意したいのが、「関節リウマチ」などの全身性の炎症性疾患です。

足裏の痛みを“軽いもの”と油断して放っておくと、症状が進行して歩行困難や全身の関節障害につながる可能性もあります。

足底筋膜炎とリウマチ ― 共通点と違いとは?

足底筋膜炎とリウマチ、いずれも「足の裏が痛い」という点では共通していますが、原因・痛みの出方・対処方法は大きく異なります。

項目 足底筋膜炎 関節リウマチ
原因 足底筋膜の繰り返しの微細損傷 免疫異常による関節の炎症
痛みの部位 かかと〜土踏まずの内側 足裏全体、特に足指の付け根やアーチ
発症パターン 片足に起こることが多い 両足、かつ対称的に発症しやすい
朝の状態 起きた直後が特に痛むが徐々に改善 朝のこわばりが30分以上続くことも
他の症状 局所的な痛み 他関節の痛み、倦怠感、微熱など

この違いをしっかり把握しておくことで、自分自身の症状がどちらに当てはまるのか、ある程度セルフチェックすることができます。

まずはセルフチェック!簡単に見分ける5つの質問

以下のチェックリストを使って、あなたの足裏の痛みが「足底筋膜炎」か「リウマチの可能性があるか」を確認してみましょう。


✅ 足底筋膜炎の可能性が高い人は…

  • 朝起きて、最初の一歩が強烈に痛い

  • しばらく動いていると痛みが軽減してくる

  • 片方の足だけに痛みがある

  • 土踏まず〜かかとの内側にズキッと刺すような痛み

  • 日中はあまり痛みを感じず、立ち仕事の後に痛む


⚠️ リウマチの可能性が高い人は…

  • 両足とも同じような場所が痛い

  • 朝起きたときに、関節全体が30分以上こわばって動かしづらい

  • 足だけでなく、手指や手首なども痛い

  • 全身がだるい・微熱がある

  • 家族にリウマチの人がいる


このセルフチェックで「リウマチの可能性がある」と感じた方は、自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。 関節リウマチは放置すると関節破壊が進行し、歩けなくなるリスクもある深刻な疾患です。

リウマチの疑いがある方は、早めに病院へ!

リウマチは、「早期診断・早期治療」こそが予後を左右する病気です。

初期の段階で適切な治療(抗リウマチ薬、ステロイドなど)を受けることで、症状の進行を防ぎ、関節を守ることができます。

「足裏の痛みぐらいで病院に行くなんて…」と感じるかもしれませんが、放置した場合のリスクは非常に高いことを忘れないでください。

足底筋膜炎なら、整体で根本改善が可能です!

一方、セルフチェックで「足底筋膜炎の可能性が高い」と判断できた場合は、整体でのケアが非常に有効です。

足底筋膜炎は、単なる足裏の使いすぎだけでなく、

  • 足のアーチの崩れ(偏平足・ハイアーチ)

  • ふくらはぎの筋緊張

  • 骨盤や姿勢のゆがみ

  • 足首や股関節の可動域制限

といった全身のバランスの崩れから足裏に負担がかかっているケースがほとんどです。


📍整体でできるアプローチ

  • 足底筋膜・アキレス腱・ふくらはぎの筋膜リリース

  • 足のアーチをサポートする調整

  • 股関節・骨盤の位置改善

  • 正しい立ち方・歩き方の指導

症状のある足裏だけでなく、「なぜそこに負担がかかったのか?」という根本原因を探り、全体を調整することで再発しにくい体へ導くことができます。

まとめ:その足裏の痛み、見極めが未来を変える

足裏の痛みを「よくあること」として軽視してはいけません。

  • リウマチの疑いがある場合は医療機関へ

  • 足底筋膜炎の可能性が高い場合は、整体での根本ケアへ

放っておけば、どちらのケースでも「慢性化」や「生活の質の低下」につながってしまいます。

もしあなたが今、

  • 朝の一歩がつらい

  • 足の裏の痛みがなかなか引かない

  • 病院に行ったけど「原因不明」と言われた
    そんな状態なら、一度当院にご相談ください。

経験豊富な整体師が、あなたの症状の本当の原因を見極め、最適なケアをご提案いたします。

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