
「歩くと膝がズキッと痛む」「階段がつらい」「正座なんてもってのほか」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
40〜60代の女性に多い変形性膝関節症は、年齢のせいと諦めがちですが、実は早めにケアを始めれば、進行を防げる可能性があります。
当院にも、育児や介護、立ち仕事などで日常的に膝に負担をかけている方がよく来られます。「病院ではヒアルロン酸注射を勧められたけど、ずっと続けていても本当に良くなるのかな…」という不安を感じている方が少なくありません。
今日はそんな方のために、「ヒアルロン酸注射を続ける前に知っておいてほしいこと」をお伝えします。
目次
ヒアルロン酸注射、続けているとどうなるの?
ヒアルロン酸注射は、関節のすべりを良くすることで痛みを和らげる効果があります。
病院でよく行われている治療ですが、実はこんな落とし穴もあるんです。
一時しのぎになっているかも?
ヒアルロン酸注射は**「対症療法」**です。つまり、痛みを抑えるだけで、膝の関節そのものの歪みや筋肉のアンバランスを整えることはできません。
「注射を打っても痛みが戻ってくる」
「打ち続けないと動けなくなりそうで不安」
…そんな声を、当院でもよく耳にします。
回数が増えると効果が薄れる?
繰り返しの注射により、関節内の組織が硬くなったり、関節の動きがさらに悪くなったりするケースも。膝がますます動かしにくくなったり、注射自体の効果が実感できなくなってくる方もいます。
おうちでできる!膝にやさしいセルフケア
「注射に頼らず、自分でも何かできることはありますか?」
そんな前向きなあなたのために、自宅でできる簡単な膝ケアをご紹介します。
1. 太ももの前側をほぐす
椅子に座り、反対の手で太ももの前側(大腿四頭筋)をやさしく押しながら、呼吸を深く。
痛みがある膝側の筋肉はガチガチに固まっていることが多いので、毎日2~3分ゆるめてあげるだけでも膝の負担が変わってきます。
2. お風呂で関節を温める
シャワーだけで済ませず、しっかり湯船につかって膝周りの血流を促進しましょう。関節のすべりが良くなり、動きも軽く感じやすくなります。
3. 軽めの膝曲げ運動
立っているときに膝を軽く曲げ伸ばし(痛みのない範囲で)することで、関節液の循環も良くなります。
やってはいけない!膝痛を悪化させるNG行動
知らず知らずのうちに、膝に負担をかけている方も多いんです。こんな行動は避けましょう。
●痛いのに無理して歩く・運動する
「歩かなきゃ悪くなる」と頑張る方ほど要注意。炎症があるときはしっかり休ませることが第一です。
●姿勢を気にせず座りっぱなし
特にデスクワークの方は、膝が90度より深く曲がった姿勢で長時間座るのはNG。定期的に立ち上がって足を動かす習慣をつけましょう。
●膝ばかり冷やす
痛みがある=冷やせばいい、というわけではありません。慢性的な痛みには「温め」が基本です。
整体では全身を検査し、膝への負担を根本から改善します
当院では、膝の痛み=膝だけが悪い、とは考えていません。
なぜなら…
膝の痛みの原因が、骨盤の歪み、股関節や足首の可動性、背骨のバランスから来ていることが多いからです。
そのため、まずは全身をしっかりチェックし、あなたの身体に合った施術やセルフケアを提案していきます。
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股関節の硬さを取る
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足裏のバランスを整える
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腰の負担を減らすことで膝の負担を軽減する
これらを総合的に見ていくことで、「膝だけに注目した治療」では得られなかった結果が出ることも多いんです。
「注射でごまかすのではなく、根本からよくしたい」
そんなあなたの気持ちに、私たちは本気で向き合います。
まとめ|注射に頼り続ける前に、できることがあるかもしれません
膝の痛みが続くと、将来の不安もどんどん大きくなりますよね。
でも、注射しかないと思い込む前に、身体の使い方やバランスを見直すだけでも改善のヒントが見つかることがあります。
私たちは、あなたの膝だけでなく、生活すべてが軽くなるようなお手伝いをしたいと思っています。
「少し話を聞いてみたい」
「今の自分にできることを知りたい」
そんな気持ちを持たれた方は、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの膝が、また軽やかに動き出す日を一緒に目指しましょう。