
「休んでも目の疲れが取れない」「夕方になると頭痛や肩こりも感じる」……そんなお悩みはありませんか? パソコンやスマートフォンの使用が当たり前になった現代、多くの方が慢性的な眼精疲労に悩まされています。ですが、目薬や休憩だけでは根本的な改善にならないことも多いのです。
この記事では、目だけを見ても見落としがちな“本当の原因”と、整体でのアプローチ方法をご紹介します。
目次
眼精疲労とは?一般的な症状と見落とされがちな原因
目の奥が重い・かすむ・ピントが合いづらい症状の正体
眼精疲労とは、長時間の目の酷使によって起こる、目の痛みや重だるさ、かすみ、視界のぼやけ、さらには肩こりや頭痛など全身症状を伴う状態を指します。 一時的な「疲れ目」とは異なり、休息を取っても十分に回復しないことが特徴です。
実は全身のバランスが関係していることも
眼精疲労は、目の使いすぎだけでなく、体のゆがみや筋肉の緊張、自律神経の乱れなど“目以外の原因”が関係していることが多くあります。そのため、整体では全身を整えることで目の疲れを改善へ導くことが可能です。
原因① 頚椎や肩まわりの筋肉の緊張
後頭下筋群や僧帽筋の緊張が視神経に影響
首の後ろにある後頭下筋群や僧帽筋などが緊張して硬くなると、首周りの血流が悪くなり、視神経への血流や神経伝達に悪影響を与えることがあります。特にデスクワークやスマホを長時間使う方は、この部分がガチガチになりやすく、目の症状と直結します。
首の可動性と眼の動きの関係性とは
眼球の動きと首の動きは密接に関係しています。首がスムーズに動かないと、眼球運動にも制限がかかり、視野の切り替えがしにくくなり、結果的に目が疲れやすくなります。
原因② 顎関節や頭蓋のゆがみ
咬みしめ・歯ぎしりが眼精疲労に関係?
ストレスによる無意識の咬みしめや歯ぎしりは、咬筋や側頭筋を緊張させ、頭部の血流や筋膜のバランスを乱します。これにより眼の周囲の緊張や圧迫感を引き起こすことがあります。
頭蓋のゆがみと脳内の循環の関係
頭蓋骨には微細な動きがあり、これが脳脊髄液の循環を助けています。頭蓋のゆがみが強くなると、この循環が妨げられ、眼球内の圧や重だるさとして現れることがあります。
原因③ 自律神経の乱れとストレス
交感神経の過緊張が目の疲れを引き起こす仕組み
過度なストレスや緊張状態が続くと、交感神経が優位になり、目の筋肉や血管が収縮します。これが眼精疲労や目の奥の痛みの原因になることもあります。
整体で副交感神経を優位にするアプローチとは?
整体では背骨や骨盤、特に仙骨や頚椎上部を整えることで副交感神経の働きを促し、リラックス状態を作ります。深い呼吸ができるようになり、目も体も自然と緩んでいきます。
原因④ 姿勢の崩れと眼球運動のクセ
猫背・巻き肩・ストレートネックが目に与える負担
姿勢が悪くなると、頭が前に出て首や肩の筋肉に過度な負担がかかります。その結果、眼球を支える筋肉にも緊張が波及し、眼精疲労が起こりやすくなります。
視線の使い方と筋膜の連動関係(アナトミートレイン)
視線の固定や偏りは、筋膜ライン(特にディープフロントライン)に影響を及ぼします。整体ではこのような全身の筋膜のつながりにも注目し、目の不調が改善しやすい状態を作ります。
整体での施術アプローチと改善事例
当院の施術例:頚椎調整・頭蓋調整・自律神経調整など
当院では、首肩の筋肉の調整、頭蓋リズムの調整、呼吸を整える手技を組み合わせて施術を行います。無理な矯正はせず、ソフトな手技で深部の緊張にアプローチします。
患者様の声:「夕方までスッキリ見えるようになった!」
「仕事中に目のかすみがなくなった」「肩こりも楽になって仕事に集中できるようになった」など、多くの喜びの声をいただいております。
自宅でできるセルフケア・生活習慣の見直し
眼球体操・温めケア・呼吸法
・上下左右にゆっくり眼球を動かす体操 ・目の周囲を温めるホットアイマスクや蒸しタオル ・腹式呼吸で副交感神経を高める
食事・サプリの工夫で回復力を高めよう
・ルテイン、アントシアニン(ブルーベリー) ・ビタミンB群、マグネシウムなど神経系に関わる栄養素
まとめ:目の疲れは、体の声。整体で根本改善しませんか?
眼精疲労は「目の問題」と思われがちですが、実は体の歪みや緊張、自律神経の乱れが大きく関わっています。
目薬や休憩では改善しない目の不快感、疲れが取れない感覚がある方は、ぜひ一度、体全体から整える整体をお試しください。
当院では、あなたの状態に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。目の疲れでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。