
「雨の日が続くと、なんだか気分も落ち込むんですよね」
そんな声を、最近よく耳にします。
天気が悪い日、特に低気圧が続くこの時期は、体調よりも先に“心”に不調が出るという方も少なくありません。
「なんとなくやる気が出ない」「寝ても疲れが取れない」「人と会うのがちょっと億劫」——
これ、決して“気のせい”ではなく、自律神経が天気に振り回されているサインかもしれません。
梅雨時期は「心の沈み」に要注意
低気圧が続くと、私たちの身体は「副交感神経」が優位になりやすくなります。
副交感神経はリラックスに関係する一方、過剰になると「だるさ・気力低下・眠気・憂うつ」などが起きやすくなるんです。
特にこの梅雨入り前の時期は、湿気・寒暖差・気圧の不安定さが重なり、心も身体も振り回されがち。
身体が整えば、気持ちも自然と上向く
「心が重いときに整体?」と驚かれることもありますが、
実はこの時期こそ、身体を整えることが“気持ちのリセット”にもつながるんです。
例えば整体では、
- 呼吸が浅くなっている人には肋骨まわりをゆるめて、深い呼吸へ
- 首・肩がこわばっている方には、自律神経に影響する頸椎まわりのケアを
- 足元が冷えている方には、ふくらはぎのポンプ機能を回復させる調整を
といったように、心と身体のつながりを意識したアプローチを行っています。
「沈んだ心」に、そっと寄り添える場所として
当院では、「単なる肩こりや腰痛の改善」だけでなく、
季節の変わり目や天気による“なんとなく不調”に対しても、しっかり耳を傾けています。
「ここに来ると、ちょっとホッとする」
「話すだけでも楽になる」
そんな風に言ってくださる方もいて、整体というより“自分をリセットする場所”としてご利用いただいています。
雨の日こそ、自分のためのメンテナンスを
もし今、なんとなく沈んだ気持ちを引きずっているなら、
天気のせいにしながら、少しだけ自分の心と身体を整える時間を作ってみませんか?